こんにちは、HSPアドバイザーのRyotaです。
新型コロナウイルスの出現によって世界中が混乱の渦に巻き込まれた2020年、繊細で打たれ弱く、気疲れしやすい気質を指す「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」がテレビや雑誌など多くのメディアで取り上げられ、関連書籍もヒットするなど、認知が高まったように感じます。
「もしかして私もHSPかも…」と思い、情報を集め始めたというかたもいるかもしれませんね。
強度のHSPである私がスタートさせた、HSPが生きやすくなる情報を毎週お届けするメルマガ「【HSPの教科書】HSPアドバイザーが教えるHSPの生き方・働き方&質問回答集」も、多くのかたにご購読いただき、たくさんのかたからご質問をお寄せいただいています。
今回は、HSPのかたに“あるある”なお悩みを年代別に取り上げ、各年代においてやっておいたほうがよいことは何なのかをご紹介したいと思います。
20代は「生き方をテスト」する時期
まずは20代から。20代でHSPと判断できた場合、この先の生き方をテストすることができます。
- この仕事は向いてるの?
- この人との相性はどう?
- これ、面白い?どう感じる?
とくに大事なのが仕事・恋愛・健康。この3つが人生の3大要素といわれています。どれかひとつが失敗しても何とかなりますが、同時にふたつ以上のことが失敗するとパニックになりどうにもなりません。
これを踏まえて20代のHSPにしてほしいことは以下のとおりです。
- 何でも挑戦する
- たくさん失敗する
- 失恋する(もちろん、そのまま長続きするなら問題ありません)
- 自分の仕事を作ってみる
- 長く続けていきたい趣味を見つける
- 人間関係の整理(特に10代のころから惰性で付き合ってきた人)
- 肌ケア(第一印象に影響します。若いころからやると有利)
- どの刺激に弱いかを知る
- 何をいわれたくないか。踏み入れられたくない領域は何かを知る
- どんな場所が好ましいかを知る
たくさん失敗したっていい
少し話をズラします。人は誰もが幸せや楽しさを求めています。というより、人生楽しいほうがいいに決まっているじゃないですか。人生いろいろありますが、ハッピーエンドがいいですよね。
人生は目をつむって目標にボールを投げ続けるのに似ています。たくさんテストすれば、いつか目標にあたりますよね。そのテストが挑戦であり失敗なんです。
私の20代は失敗の連続でした。
- 婚約破棄
- さらに3度の失恋
- 転職4回
- 会社の経営が悪化。収入が不安定+激務
- 難病指定のメニエール病を発症
ぶっちゃけつらかったです。でも1日単位で人生を考え、何でも試して乗り切ることができました。
そして30代。20代の経験が生きています。とくにアドバイザーというお仕事で過去の経験からお伝えできることが多いんですね。いまでは「これはやめとこう」と自分に合わないことを判断できるようになっています。
- 合わない人はその場限りにして連絡をとらない
- 確実に自分に向いていないことはしない
- 組織からの脱出
こんな感じ。20代はやり直しができる時期なんです。だから挑戦して判断を繰り返すといいですよ。
ポイントは「無理に続けないこと」。つらいこと、嫌いなことからは遠ざかって大丈夫。逃げて大丈夫です。「これはつらいな、嫌いだな」と判断できたからです。
自分を鍛えるため極寒の海で泳がなくてもいいですよね。無理をしなくても、スポーツジムのプールで泳げば鍛えられます。大事なのは方向性なんですね。
あなたの人生がよくなる努力の方向性を知ること。これが20代HSPさんの課題だと考えています。