仲良し夫婦の間にも喧嘩はつきもの。喧嘩は決して夫婦生活にとってマイナスなことだけではなく、お互いの意見を知って、さらに絆を深める絶好の機会でもあります。
そんな、ふたりにとって「雨降って地固まる」ような、喧嘩の仲直りの方法を探っていきましょう。
1.夫から仲直りの口火を切る
子犬のじゃれあいにおいて、オスは体格的にも本気を出せば勝てるのに、メスに勝ちを譲ってあげるそうです。これは、筆者が女の立場だから思うことかもしれませんが、本能のまま動く子犬ですらそう行動するのですから、人間においても、男性からいさかいに対する力を緩めてあげることが自然の摂理なのかもしれません。
ずっと喧嘩をしていたい人なんていないでしょうから、お互いに早く仲直りを求めているはずとして、ここはぜひとも、その場の主導権を握っていると思って、夫から仲直りへの口火を切っていただきたいところ。
もっとも、妻も夫が仲直りモードに入ったときは、それをいち早く察知して仲直りに向けて積極的にアシストしていく形が、仲が深まる仲直りの理想的なフォーメーションではないでしょうか。
2.ふたりで喧嘩の原因と向き合う
次に、仲直りは丁寧に進めていきましょう!「とりあえず謝っておくか」というような心にも思ってもいない謝罪は、何の解決にもならないばかりか、相手の気持ちを逆撫でする1番やってはいけない行動です。
喧嘩してしまったときは少し時間を置いてお互い感情が落ち着いてから、喧嘩の原因としっかり向き合っていきましょう。このときは、棘のある言葉選びはやめて諭すような気持ちで、改めて思っている不満をしっかり丁寧に伝えるようにしましょう。
また相手の思っていることを聞いて感じた、自分の悪かったところ、改善点もしっかり伝えるようにすることでお互いの理解が深まります。
気をつける点としては、仲直りまでの時間を置きすぎると余計に仲直りのタイミングを逃してしまうので、その日のうちか遅くても翌日までに仲直りを開始すること。
3.たっぷり甘い時間を過ごす
お互いに意見を伝え合い、今後の方向性が見えてきたら、あとは喧嘩した時間よりもたっぷり時間をかけて甘い時間を持ってください。喧嘩してぶつけた不満以上にたくさん大切に思っていることを伝える時間も持つことはとても大切です。
この時間は何時間でも何日続いたってかまいません。それでこそもっと仲が深まるのです。どうしても言いにくかったことも、この時間になら伝えれることも大いにあると思います。
仲が深まるまでの流れはわかっても、それでもどうしてもお互いに仲直りのきっかけを作れないとお困りでしたら、この記事を開いて相手に見えるところに置いていてください。それを見たパートナーは、あなたがこんなことを調べていたのかと、それだけで愛おしさ100倍になって、優しく話しかけてきてくれるはずです。
仲直りのきっかけさえ逃さなければ、ほとんどの喧嘩は仲を深めるための材料にできるはずですので、喧嘩を恐れず、お互いの気持ちはしっかり伝え合って、仲を深めてくださいね。
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