こんにちは。メルマガ『~府中の神様・みよこ先生からのメッセージ~「みよこサンくらぶ通信」』でオリジナル開運術をお届けしているみよこです。
テレビなどで謝罪会見を見かけます。しかし、その会見の対応がさらに批判を呼ぶなど、世間が“許さない風潮にある”こともよく話題となっていますよね。
ここでは、「人を怒らせること」「謝って許されること」について考えていきましょう。
人を怒らせてしまったら、どうすればいいの?
誰かを怒らせてしまい謝るときは、「本当に自分が悪かったと思っているか」が大切です。口先だけで謝るのは簡単。けれど、本当は悪いと思っていないのに心から謝ることは、とても難しいものです。
悪いと自覚していない人は、まず言い訳が出てきます。「これだからこうなった」「あなたがこうだから、こんなことをした」など。挙げ句、「あれだけ謝ったのに許してくれない」なんて、第三者にこぼす人までいる始末。
けれど、“あれだけ”とはいったい、誰の尺度でしょうか?それは、自分の尺度でしかありません。
そんな心持ちで伝える口先だけの謝罪は、必ず見透かされます。だって、本当に悪いことをしたと感じたなら、「ごめんなさい!」って言葉、自然に出てくるものですから。
気持ちの伴わない謝罪は自己満足でしかなく、逆に相手に失礼です。誰かに謝罪をするときは、それこそ胸に手を当て心持ちを改めるべきでしょう。
逆に、そうして心から謝っても相手が怒り続けている場合は、その相手に問題があるケースもあります。そういう人とつきあっていると、自分が嫌な思いばかりして消耗します。時間をかけるだけ無駄なので、そんな人とつるむくらいならひとりでいるほうがマシかなと思います。
早く許してもらうことよりも大切なこと
ときどき、誰かを怒らせてしまったことに焦って、「どうしたら許してくれるんでしょう?何か“みよこ流”で怒りを解く方法はありませんか?」と聞かれることがあります。
確かに私は以前、著書などで謝罪にまつわる“みよこ流”をお伝えしました。
「午前中はいい気が流れているので、謝罪をするなら午前中」「謝りに行くなら、“冷静”と“平和”を意味する青いものを身につけて」など、謝罪にまつわる風水はたくさんあります。
けれど、そう聞いてくる方にお伝えしたいことがあります。
それは、「許してもらえる風水を見つけるより、相手の気持ちに目を向けてください」ということです。
「許してほしい」は、自分の気持ち。早く許してもらって楽になりたい、そんな自分の欲を優先しているだけです。それって、本末転倒ではありませんか?
許してもらうために謝るのではありません。相手を傷つけてしまった、悪いことをしてしまったから謝るのです。「これをやったら許してもらえるか?」などテクニックに頼るより、相手の気持ちに寄り添うことが大切です。
余談ですが、相手の気持ちに寄り添うという意味では、いつまでも必要以上に謝り続けるのも同じく「これだけ謝っているんだから早く許して!」という欲に他なりません。自分の気の赴くまま、ひたすら謝り続けることより、相手の気持ちを察し一度引くほうがお詫びとして正しいこともあるんです。
本当に自分が悪いと思うなら、心からの「ごめんなさい」を伝えること。そして、相手の様子をしっかり見て、心の波に寄り添いながら動くことです。そうして相手に謝罪の気持ちが伝わり、「いいよ、そんなに謝らなくて」といわれて初めて、あなたは許されたことになるんですよ。
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