恋愛相談教室などで1万2千人以上のかたにアドバイスをしてきた、恋愛相談師マーチンです。きょうは、「割り勘する彼にモヤモヤする」というご相談にお答えしました。
読者からの相談
こんにちは、25歳のMと申します。私には、付き合って3カ月ほどの3つ上の彼氏がいます。お会計事情のことでご相談があります。
付き合ってから1度だけ、お会計事情の話をしたことがあります。簡潔にですが、私がデートは互いに楽しんでるし自分も出すと伝えたところ、彼から「7割負担する」と言われて落ち着きました(心の中では彼のほうが確実に稼いでいるし、多く出してほしいと思っていました)。
しかし話した後日からほぼ割り勘。「あれ?」と顔に出てたのか、「まりの誕生日祝いが結構な出費で…しばらくごめんね」と言われました。たしかに私のリクエストを聞いてくれたために、出費が大きかったかなと感じます。
ただ、しばらく過ぎたいまも変わらずで、彼のほうから7割負担すると言ったのに行動が違うことにモヤモヤしております。最近は映画のチケット代を出してくれたりしましたが、ホテル代を負担してくれたら嬉しいなと思いました(お互い実家暮らしです)。
祝い出費はいつまで引きずるのか。多く出してほしいとは言いづらいし、そもそも単なる私のワガママなのか…。友人に聞くと、「たった数カ月でデート代を出し惜しみしてるのは、たいして好きではない。単なるセフレ」だという意見もありました。
ご意見伺えたらと思います。よろしくお願いします。
「自分のことは自分でする」という姿勢
そうですね、お話を拝見してまず思ったのは「うわははは」でした(笑)。若いから仕方がないように感じますし、お互い様だとも思います。
結論からお話しますと、お付き合いそのものに問題はありません。「これを機に、ひとつ大人に成長しましょう」というのがアドバイスになります。
「彼が7割負担すると言ってくれた」ことに注目なさっていますが、彼からすれば「デートは互いに楽しんでるし、私も出すと言っていた」わけです。であればお互い様ですし、どちらに転んでも不思議ではないわけです。
年齢や収入格差という前提もありますし、デート代を男性に出してほしいと思う気持ちはわかります。ですが、その前に「ひとりの大人」として、「自分のことは自分でする」という姿勢を身につけることが大切です。自分の食べたものは自分が払う、自分が使ったお金は自分で払うという「姿勢」です。
今回のお話は、いま述べた「自分のことは自分でする」という、大人として当たり前の姿勢が身についていれば、問題になることはないのです。そして、この姿勢が身についてこそ、男性にご馳走していただけたときに、心から「ありがとう」と思えるようになるのです。
いまのまりさんは、お誕生日のお祝いをしてくれて当たり前。デート代も多く払ってくれて当たり前。そこが±0の地点になっています。そうではなく「自分がして当たり前」を±0にしましょう。