こんにちは。メルマガ「朱音算命学『水のように生きる』」で、算命学の故郷である「自然思想」をもとにした開運のヒントをお届けしている朱音恵美子です。
きょうは、十二支でみる8月生まれの人の特徴と、身近にいる8月生まれの人にお願い事をするときの声かけのヒントをご紹介します。
8月生まれの人の特徴
暦で8月の十二支は「申(さる)」の月になります。稲光の形を表す漢字です。
稲光(雷)はその年の豊作度合いを知る「天からの知らせ」とされていました。ですから「言う」の謙譲語である「申す(もうす)」に申が使われます。実際に雷の放電は、作物の成長や発芽率に影響があることが判明しているんですよ(参考: 産経新聞)。
「申」の月は、実りがいよいよ決定づけられる肝心な時期として崇められたので、しめすへんに申で「神」なのです。
そんな申月、8月生まれの人は、正義感が性格の土台にあり、どん底からでも這い上がるほどの“こころの馬力”が備わっています。
多芸多才にこなしていくので、中途半端でよくないのではないか?と疑問を持つこともあるのですが、無理にひとつに絞るよりも、積極性を活かせているかどうかが大切。なので、軸とする「主流」を置いて支流を作っていく計画を立てると良好です。
- チャレンジ精神あふれる
- 勢いと器用さで挑む
- ひとつだけにしても間口は広げる
作物は形づいているもののまだ味は苦いころ。口へんに申と書く「呻く」は、苦味を感じたら出る声です。つまり、中身には若さあり。いくつになっても自分の伸びしろを見つけてチャレンジしていく精神的活力に恵まれた人です。
身近にいる8月生まれの人を動かしたいときは、ひとつの守りに入らせるよりも自発的にあれこれと試せる流れに促すとスムーズ。
8月生まれの方は稲光のように、形は屈折しながらもあちこちに走る勢いのよさを強みに多才なファイターとしてご活躍くださいね。