内申で2を取った息子の話
中3の娘の定期テストが来るたびに思い出すことがあります。
それは、息子が中3のときの定期テストのことです。
息子の学校の成績は、いつもヒドいものでした。男子あるあるかもしれないのですが、授業態度は悪いし、提出物を全然ちゃんと出していなかったのです。息子の学校の成績はだいたいほぼオール3で、4がいくつかある位でした。
私は中2くらいまでは、塾の先生にも言われていたこともあって、息子の内申を何とかしなければ、と思っていました。息子は早慶の附属高を志望していたので、中1からのすべての成績が調査書に記載されるからです。
でも、全然何とかならないので、中3になったころにはもう仕方ないな…と思うようになっていました。
ただ、塾の先生からは、「3までは仕方ないけれども、さすがに2は印象が悪いので、絶対に取らないように!」と強く言われていました。息子は中2までは何とか2は取らずに済んでいました。
ところが、中3のしょっぱなの定期テストで、絶対取ってはならない「2」を技術で取ってしまったのです!
学校の成績のことをほとんど気にしていなかった息子も、塾の先生に取ってはダメだと言われていた2を取ってしまったショックで、1学期の終業式に泣きながら帰ってきました。
私も「あーあ」とは思いましたが、中3にもなって2を取って泣いている息子を見て、ガッカリよりも何だかおかしい気持ちになってしまいました。息子には悪いですけど(笑)
息子はその日は落ち込んでいましたが、塾の先生に「取ってしまったものは、もう仕方ないから」と慰められて、割とすぐに立ち直っていました。
結局、受験した早慶附属高はすべて合格できましたので、早慶附属高は内申点に2が含まれる位悪くても、合否には関係ないみたいです。
それにしても、中3にもなって、泣きながら帰ってきたあの息子の姿はかわいらしかったので、ずっと忘れられそうにない思い出です。
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