こんにちは。韓国在住歴3年、日本語教師でライターのHAZUKIです。Webメディア「by them」で、韓国の今を切り取り、生の情報をお届けしています。
先日筆者は、韓国で二重手術をしました。そこで今回は、韓国人の二重整形への認識や手術後のダウンタイムの反応などを、実体験をもとにお届けします。
まず、韓国人がよくいう「二重整形は整形じゃない、施術だ」という言葉からもわかるように、韓国人にとって二重整形は、いまや特にめずらしくもない、多くの人が受ける手術になりました。
この記事では、あえて韓国風に“二重整形”ではなく“二重施術”という言葉を使いますね。その方が筆者の気持ちも楽です(笑)
二重施術で腫れた目をみた韓国人の反応
筆者は金曜日に二重施術を受けて、月曜日から仕事を始めたのですが、まわりの人はたいして驚きませんでした。
全切開をしたのでダウンタイムが結構ひどい方ではあったものの、女性たちは「先生、とうとうしたんですね!おめでとうございます~!」と声をかけてくれたり、目の腫れを引かせるためのコツなどをいろいろと教えてくれました。
男性は気を遣ってか、目に関しては触れないものの、いつも通りに接してくれたので助かりました。「あ、整形したの?どうして?」みたいな空気はまったく感じませんでした。
日本のサイトで「二重 ダウンタイム」と検索すると、「二重ダウンタイム ばれる」「二重ダウンタイム 仕事復帰」というワードが上位に上がってきました。
日本ではまだ「整形したことをできるだけ隠したい」という人が多いのかな?と思いますが、韓国では「隠すほどでもない」という感じです。
血がにじんだ顔での入試…監督官の反応は?
実は、筆者は大学院への入学を希望しており、二重施術を受けた翌日の土曜日が大学院の入試試験だったのです。
この日の試験は筆記試験のみで面接はなかったので、眼鏡と帽子とマスクで別に目立たないだろうと思い現地に向かいましたが、入試って顔確認があるんですよね…。
目が大きく腫れて、血がにじんでいる顔を見て、監督官は驚いてしまうのではないかとドキドキして順番を待っていました。
しかし、「マスクをとってください」と言われ顔を上げても、特に驚く様子もなく「はい、マスクをしてください」と言われて終わりました。
「写真の顔と違う」と、別室で身分確認されるのではないかとドキドキしましたが、その心配はありませんでした。目以外の顔で認識していただけたようです。
日本で同じことをした場合の反応も気になりますね。
筆者は施術中にかなり緊張し、力が入ってしまったせいで、施術後の腫れ、アザがかなり酷かったのですが、道を歩いているときに二度見されたり、じっと目を見られたりすることは一度もありませんでした。お年寄りの方やお店の人も何も気にしてないようでした。
韓国で二重施術は本当にたいしたことではないんだ、と実感しました。