子どもは、親は、なにを学べるの?
たとえば、子どもは、「いたずら」と「いいこと」の数を数え、いたずらが多いといたずらっこリストに入れられ、クリスマスプレゼントもらえない点についてです。
悩み事が多かったり、マイナスの方向に感情的になる人は、「いいこと」は数えませんし、「イヤなこと」は大きさで測っています。
ところが、この絵本では、「いたずらを1回でもしたらダメ」ではありません。「いたずら」を数えていますが、「いいこと」も数えています。
しかも、「いたずら」も「いいこと」も主観で測る「大きさ」ではなく、客観で測る「数」でカウントをしています。
さらに、ママサンタは、「伝えられてきたきまり」を将来のサンタである息子のミッシェルに守らせようとしますが、ミッシェルは知恵を絞り、子どもたちがプレゼントをもらえるように行動します。
そして、ミッシェルの行動に対して、パパサンタとママサンタの愛のある対応は、私たち子育て中の親の具体的なヒントになります。
これらのことが『サンタさんのいたずらっこリスト』を読むことで学べ、身につく可能性が高いのです。素敵だと思いませんか?
子育てワンポイントアドバイス
『サンタさんのいたずらっこリスト』は、このような人に特におすすめです。
- よいと思うことも数えて幸せになりたい人
- 失敗しても信頼回復できる!と思い行動できる人になりたい人
- 人を許したり相手を思いやる言葉を伝える心の広さを持ちたい人
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。