こんにちは。韓国在住歴3年、日本語教師でライターのHAZUKIです。Webメディア「by them」で、韓国の今を切り取り、生の情報をお届けしています。
きょうは、韓国に住んで3年になる筆者が「韓国に住んで手放すことができなくなったアイテム」を3つご紹介します。
日本に住んでいるみなさんが、次韓国に来たときのお土産候補としてぜひ参考にしてみてください!
1.なんでも切れる「料理ばさみ」
韓国料理屋さんでサムギョプサルを食べたことがある人は、ハサミで肉をチョキチョキ切っている場面を見たことがあるのではないのでしょうか。
韓国では多くの焼き肉屋さんが、店員さんが目の前で焼いて、チョキチョキ切ってくれます。
このように、韓国で料理をする際には「料理ばさみ」が大活躍するんです。野菜も切れるし、肉も切れるし、魚のぶつ切りも可能!
ハサミがダメになりやすくなるのでおすすめはできませんが、紙やビニール袋なども切れるので、我が家では一番活躍している調理道具とも言えます。
筆者の韓国人夫はよくごはんを作ってくれるのですが、包丁やまな板などは一切使わず、調理ばさみ一本でチゲや具沢山のラーメンを完成させます。
最近、お笑い芸人の横澤夏子さんのInstagramで、まな板を使わず、上からブロッコリーを包丁で切って直接理調理するという「空中ブロッコリー」というものを見ました。
斬新でおもしろいアイデアだと思うと同時に、空中ハサミのほうが楽で力が入りやすいのにと思ったりもしました。
料理包丁を使えば洗い物が最小限で済むので、「料理するのがめんどくさい」「野菜を切って入れるのがめんどくさいから適当にごはんをすませんちゃう」というずぼらな友人にぜひプレゼントしたいものです。
2.大きな「髪留めクリップ」
韓国女子の必需品、大きな髪留めクリップ。日本でもありますが、ちょっとおばさんっぽいものが多い気がします。
韓国は日本に比べて、アクセサリー類が豊富で安いのです。オンラインで簡単に購入することもできますし、駅前で破格セールをしている様子もよく目にします。
ちなみに、こちらが筆者の一軍クリップたちです。
どれも10〜12センチで、髪の毛が多い筆者の髪の毛も一発でまとめてくれます。質がよく、いままでクリップが壊れた経験はありません。
値段も、インターネットや卸や(おろしや)で買うと、5個で15000ウォン(約1,437円/2021年12月22日時点)ぐらいのものもあります。日本のサイトを見てみると、「韓国風クリップ」が1000円ほどで売られていて、「高すぎ!」と感じてしまいました。
3.定番のアウター「ペディン」
冬に韓国に行ったことがある人なら、韓国の定番のアウター「ペディン」を見たことがあるでしょう。
日本でいうダウンコートのようなもので、本当に暖かいんです。ベンチコートぐらい暖かいのに、見た目もかわいい優れものです。
膝辺りまでの丈で黒色が一番の基本形ですが、色も多く、毎年流行の形が変わるので、筆者も毎年新しいものを買って冬をしのいでいます。
今年はやや厚めの腰上までのペディンを着ている人が多いので、それが今年の形かなと思っています。
韓国の乾燥機には「ペディンリフレッシャー」という機能もあり、韓国人にとってペディンが手放せないものだということがわかります。韓国3年目の筆者も同じです。
値段も安いものなら1万円以下のものもあります。安くてもとても暖かいので、寒い地域に住んでいる友達にプレゼントしたいですね。
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