年末に多くの人がとりかかる大掃除。前回の記事では、大掃除にとりかかる前にすべきことをご紹介しました。
- 前回の記事はこちら
- 「大掃除」で絶対に整理したい場所は?プロが実践している「コツ」を完全解説!
今回は、掃除をする前の物の整理の仕方、年末に押さえておくとすっきりしやすい場所、誰でもかんたんにできる効率的な掃除のポイントをご紹介します。
掃除の前に…「物の整理」
掃除をする前に、物の整理を行いましょう。物の整理の仕方は下記の通りです。
1.段ボールを3つ用意する
物の整理をする際に、段ボールを3つ用意しましょう。
2.「使っている・使っていない」で区別する
物の整理の目安は1年です。1年に1度使っている物は「使っている」、使っていない物は「不必要」な物として区別していきます。
なお、今後使わない物も不必要に入ります。もしも、整理中に「ここにあったのね!」と存在自体を忘れていた物は、これから使うかを明確にし、使っていくのか、手放すかを判断していきましょう。
用意した段ボール3つの使い方
- 必要な物を入れる段ボール
- 不必要な物を入れる段ボール
- どうしても残したい物を入れる段ボール
上記でそれぞれ分けていきます。
そして、「どうして使わなくなるのか」を客観的に知ることで、これまでよりも手放しやすくなるので参考になさってください。
衣類
- サイズが合わなくなった衣類
- 落ちない汚れや破れ、糸やボタンがとれている衣類
- 流行もので今後着そうにない衣類
- 太って見えるなど、自分に合わない衣類
これらは、意図的に着ることを避ける傾向にあるので1年以上着ていない可能性大です。
靴
- 履くと足が痛くなるもの
- 靴底がすり減ってしまっている
- サイズ(小さい・大きい)が合わない
靴は、このような理由で意図的に履かなくなる可能性が高いです。
靴のすり減りもいつか直すかもしれないから持っておくのではなく、しっかりと直す日を決めて再度履くのか、直すまでもないから手放すのかを決めていくとよいでしょう。
タオル
ガシガシになるまで使ってはいないでしょうか。年末にタオルの交換をすると気分がすっきりします。ふわふわのタオルで年を越すのもいいですね。
また、年末は掃除も一緒にされるでしょう。手放したタオルをぞうきんとして使うとしっかりと役目を果たして処分することができますよ。
今後の掃除のためにぞうきんとして残しておくのではなく、今年の掃除で使い切ってしまいましょう。
粗大ゴミ
粗大ゴミは、家のなかのひとつの場所にまとめておきます。玄関に近いと出すときにラクですよ。
全く使っていないゴミが家からなくなると、お部屋も気分もすっきりします。
冷蔵庫
冷蔵庫の整理は、ドアを開けっ放しで「使っている・いない」を分けていると電気代もかかってしまいます。冷蔵庫のなかの物を全部出し、発泡スチロールに入れてすばやく行いましょう。
冷蔵庫の区別はシンプル。賞味期限切れ、今後食べないものは手放していきましょう。詳しい冷蔵庫の整理収納は、こちらの記事をご覧ください。
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- 整理収納アドバイザー直伝!節約にもなる「冷蔵庫」をきれいに保つ収納術
ついでに庫内の掃除もしてしまいましょう!