離婚すると独身に戻り、「新しい恋愛」の可能性が生まれます。
バツイチであっても次の恋愛を楽しむ人はいて、離婚を経験したからこそ人に優しくなれたり自分の振る舞いを正したり、幸せな交際を手にできるケースは多く耳にします。
反対に、「離婚で変わってしまった」と言われる人もいて、身近だった友人が遠ざかるような事態は悲しいですよね。
離婚後の恋愛でうまくいく人と失敗する人にはどんな違いがあるのか、ご紹介します。
離婚を経験して、より幸せなお付き合いを楽しむ人の特徴
心の整理ができている
離婚の事情は人それぞれであり、つらい思いをしてやっといまの状態を手に入れた、楽になったという人も大勢います。
いろんな感情や葛藤があっても、それを過去のこととしてしっかり受け入れる力のある人は、次に好きになった人に対して心を開く勇気を持てます。過去を引きずらず、「新しい自分」として相手と向き合えるのですね。
心の整理ができていることで、出会った人をそのまま受け止め素直な好意を向ける自分を育てられます。
離婚後に幸せな恋愛をしている人は、相手と自分を愛する力があるといえますね。
離婚を「ネタ」にしない
配偶者の不倫や借金など、大変な経験した自分を特別視する人にありがちなのが、「こんな目にあって」と離婚をネタのように扱うこと。
本人はおもしろがって話していても、ネガティブな事情なら聞いている側はいい気がすることはなく、また軽々しく口にできる姿に異様さを覚えます。
離婚後に幸せな恋愛をしている人は、抱える背景を人の関心を引く手段にしません。
ひどいことがあって離婚に至ったとしても、終わったことをあえてアピールに使わず「いまの自分」で人と向き合おうとします。
その潔さが人間性のよさを伝え、バツイチに関係なく愛する勇気を持たせてくれるといえます。
元配偶者の愚痴を言わない
離婚でつらい思いをすれば、元配偶者への恨みがつい口を出ることはありますが、それに終始しないのが幸せな恋愛をする人。
誰かを悪しざまに言う姿が相手にどんな印象を与えるか、冷静に考えられるのですね。
目の前にいるのは過去の離婚とは関係のない人、と思えば、元配偶者の愚痴よりいまの自分たちについて話すほうが楽しいはず。
前向きな会話ができることが、よい関わり方を想像させてくれます。何を話題にするか、どんな会話ができるかは、良好な関係を築くうえで重要な部分です。
元配偶者への愚痴や文句は口にせず、いまのふたりについて話し合える姿が、相手にとってまっすぐな愛情を覚えます。