「助けてくれる人」を求めている
離婚後の生活が苦しくて「デート代を負担してくれる人」を求めていたり、ままならない家庭の状況に「一緒に何とかしてくれる人」を探していたり。
恋愛の相手ではなく「助けてくれる人」をほしがると、負担が偏るので失敗しがちです。
助けを求めるのが悪いわけではなく、恋愛をしたいと思っている人に自分の生活の負担を求めてしまうのがすれ違う理由。
関係は対等であり、大変な事情を一方的に持ち込むと相手は引いてしまいます。恋愛の前にまずは生活を安定させること、他人を受け入れる余裕を持つ自分を作るのが大切です。
幸せになることを焦っている
離婚でつらい思いをすると、「こんな経験をしたのだから、自分は報われるべき」「次こそ幸せにならないといけない」と焦る人がいます。
そう思うのは経験したつらさの代償を誰かに払わせたいからで、「こんな自分は愛されるべき」にとらわれると相手の姿を正しく見ることができません。
焦りを見抜かれると、都合のいい関係に利用されたり逆に遠ざけられたり、相手と対等なつながりを持てないのですね。
幸せになりたいと思う気持ちは誰もが持つもので、叶えるなら何より自分に幸せを実感する心の余裕がないと、誰と一緒にいても満たされません。
幸せを義務にして相手と向き合うのではなく、まず自分自身が相手を好きだと思えること、ありのままのお互いを受け入れることが健全な関係を育てることを、忘れずにいたいですね。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。