ボロボロの爪…直したいけど直らない
咬爪症を親に注意されていたときに「恥ずかしいよ!」と言われていたこともあり、爪が短すぎるとそれを見た人に変な人だと思われるのではないか…と考えてしまいます。
この癖がない人にはどう思われているか正直いまでも不安で、咬爪症があった幼少期からずっと指先を見られるのが恥ずかしくて嫌で仕方ありません。
特に10代から20代の中ごろまでは、指先を見られることが「怖い」とすら感じていました。
もしも自分が同じように爪の短いかたを見たとしても、「似たような癖があるのかな」と感じることはあっても変な人とは思いませんが、自分が見られる側となると話は別です。
対面で人前に見せることはもちろんですが、SNSで素敵な小物やなにかを紹介したいなと思っても手に持った写真は極力撮りたくありません。
もしかしたら、身体的なものでは一番コンプレックスに感じているかもしれません。
本音を言えば、爪をキレイに伸ばしてみたい
性別問わず、ずっと爪先の美しい指先に憧れてきました。
僕は手自体が小さく、指も短いうえに肉厚。こぶしを握るとクリームパンのように肉々しいこともコンプレックスだったので、余計に爪が短い自分の指先が不格好で…。
そんなコンプレックスを克服したいと、これまで幾度となく爪を伸ばすために自分なりに頑張っては諦めるのを繰り返してきました。
その結果、本当に少しずつですが爪が短すぎる状態から伸ばすことができ、いまは「爪切りに失敗して切りすぎてしまったのかな?」と思えるくらいの長さになりました。
爪を伸ばすためにやっていることはいくつかあり、そのときにやりやすいものを重点的に実践するといった感じです。
たとえば僕は爪を弄りたくなったり弄りはじめで気づくことができたとき、爪を削る代わりに指先を揉むようにしています。指の血行をよくすることは爪の成長にもよいとされているので、一石二鳥だと考えたのです。
爪の付け根あたりをマッサージするようにしばらく揉んでいると、爪を弄りたい気持ちが落ち着いてそれ以上弄らずに済みます。
ほかには爪の成長や保護の妨げになる身体の乾燥を防ぐために、日常的に水分をよくとるようにしたり、小まめにハンドクリームやネイルオイルを塗ったりしています。
咬爪症の場合は口で触れたときに味や不快感を出すためにネイルオイルやネイルが効果的とされていますが、僕の場合は爪同士で削るので直接的な効果ではなく、あくまで爪の成長の促進や保護が目的です。
また、無意識に削ったり割いてしまったときに「やってしまった…」と毎回落ち込んでしまうので、そんなときは悔しいですが「やってしまった分また頑張って伸ばそう」となるべく前向きに考えるようにもしています。
落ち込んでモチベーションが下がると、その分早く挫折してしまうので「頑張る期間」ができるだけ長続きするように心がけています。
ネイルをする際に僕がよく使用しているのは、UVライトで固めるウィークリータイプのジェルネイルです。ネイルサロンでできるジェルネイルほどではありませんが、しっかり硬化して爪を保護してくれます。
通常のジェルネイルは装着時やオフするときにやすりで表面を削るので自爪が薄くなってしまいますが、ウィークリータイプのジェルネイルならば、最後は自分でぺりっと剥がせるので、表面をやすりで削ることもなく価格も手軽なのでおすすめです。
僕も一時期ネイルサロンに通っていましたが、通っていた理由は、一度やすられて爪が薄くなってしまうとオフして自爪だけだと爪が割れやすくなってしまい、結局ジェルネイルをし続けないといけなくなってしまったからでした。
なので、ネイルサロンでのジェルネイルは、僕のように普段は自爪で生活したい人にはあまり効果はないように感じます。
あくまで僕個人の考え方ですが、やはり自爪をしっかり伸ばして育てたかったので、結局通わなくなってしまいました。