三歩進んで二歩下がっても…
2022年の夏の終わりに転職先が決まったので、新天地での新しい出会いと仕事に向けて、初対面の印象を少しでもよくしたいと考え、出社初日までのひと月ほど爪を伸ばそうと頑張りました。
今回は「新しい職場での新しい人との出会い」という明確な目的があったので、削るのもいつもより我慢することに成功。
そのおかげで、この癖がない人が爪を切った直後くらいまで伸びました。いつもより我慢できたことに、達成感すら感じていました。
それなのに初日の朝、僕はその我慢を台なしにしてしまったのです。
会社へ向かう電車のなかで、急に新しい職場にもうまくやっていけるか、以前の勤め先のようにブラック企業ではないか、パワハラを振りかざす人がいないかなど不安にかられてしまい、どうしようもなくなり落ち着こうとしているうちにかなり爪を削ってしまいました。
転職先からこの不安がなかったわけではありませんが、当日朝にその不安がピークに来てしまい、同時に爪を削ってしまったこと自体に「せっかく頑張ったのに」と泣きそうになるほど悔しくなりました。
職場に慣れてきたいまでも、ふいに削ってしまうことがありますが、それでも諦めずに伸ばそうとしています。いつか人前や写真で堂々と手を見せることができるようになってみたいです。
手を出すだけで恥ずかしくて引っ込めたくなるなんて、本当は悔しい。僕と同じように爪や爪を弄ってしまう癖があるかたのなかには、きっと同じように悩んでる人がいらっしゃるかと思います。
僕もこれからも諦めずに爪を伸ばせるよう頑張っていくので、悩んでるかたも含めてこの悩みからお互い抜け出せるようになったらいいなと心から思います。うまくいかないときもあるけれど、一緒に頑張っていきましょう。
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