恋愛相手から良い影響を受ける方法
HSPは敏感性であり、良くも悪くも周りの影響を受けます。当然ながら人間関係も大きく影響を受けてしまいますよね。子どもの頃は親・兄弟からの影響が強いです。
成長に伴い、教育者からの影響が強くなります。さらに成長すると「恋愛関係」からの影響が強くなるのですね。(もちろん恋愛を重要視しない方は別です)
せっかくの恋愛なので、お相手から良い影響を受けたいですよね。愛情が原動力になれば「大きく成長できる可能性」を秘めているのです。では何をすればいいのか。そんなお話をお届けしていきます。
相手を喜ばすことを行動の動機にしてみよう
人間関係で良い影響を受ける方法は簡単です。
- 感謝
- 笑顔
- 労わり
などを受けることです。一方通行でもいけません。見返りなく行動するのですが、相手がちゃんと返してくれる。こういう関係がベストでしょう。喜んでもらえなかったとしても満足。でも喜んでもらえたらプラスアルファで嬉しい。なので、相手を喜ばすイメージを持ち原動力にしていくことです。
例えばデートの企画がありますよね。デートを色々と考えるのも大変です。人によっては「ラクさせてよ…」と思うでしょう。もちろん、毎回ベストを尽くす必要はありません。無理ない程度で良いので、相手の喜ぶ顔をイメージして欲しいのです。
せっかくのデートでケンカになったり、不満足になれば恋愛も楽しさが半減するでしょう。でも、相手の笑顔が報酬であれば、細かく考えることができます。
- アウトドア派だからキャンプにしようかな
- 堅苦しいお店より、美味しくてザワザワしたところがいいか
- 道中も楽しみたいから車にしよう
あなたはそれほどアウトドアに興味がなかったとします。でも、相手の喜ぶ顔が原動力になるので「アウトドアを調べてみよう」と思えますよね。これは回避したい気持ちではなく、幸福感を高められる行動です。興味を持って調べるので、楽しくなって来るでしょう。
このように、恋人のことを考えていくと恋人の興味関心も自分の興味関心になっていくのです。恋人が似てくるのも理解しやすいですよね。
会社で難しい仕事がある場合も、仕事で努力して評価を上げ「将来の豊かさにつなげる」ならどうでしょうか。自分だけのためではなく、恋人のためでもある。と考えられます。人のために行動するのは強い原動力になるのですね。
ただし、何でも相手のためになると「相手を失いたくない」という依存にもつながりやすく、悩みのタネになってしまうのでお気をつけください。
「自分のためでもあり相手のためでもある」という考え方がポイント。愛情を行動の動機として自己成長につなげることができます。これが恋愛において良い影響を受けるコツなのですね。
デートは「ご褒美」。頭の中で先にデートをしていれば二重に楽しい
他にも「先の楽しみを作る」ができます。大好きな人とデートしたり、一緒に過ごせるのは幸せなことですよね。それを事前に想像しましょう。
今週末に「デートがあるから今週は乗り切る!」みたいな考え方です。思えば、この考え方は誰もが自然にやっていることです。週末に旅行があるから「今週は乗り切る!」と一緒のことなのですね。
これは報酬の前借り。ご褒美を事前に得ているのと同じ感覚です。人は報酬があると行動しやすくなります。嫌なこと・苦手なことも「その先に良いもの・得られるもの」があるからやる気が出るのです。
実は事前に「欲しいものを買っておく」のも原動力につながることがわかっています。ギターを始めようと思って、最初に「良いギターを買う」とやめられなくなるのと似ていますね。この場合は「かかった費用がもったいない」もありますが、憧れのものを手にしたから「やる気が出る」のもあるのです。
頭の中で何度もデートをしていると、嫌なことを考える時間もなくなります。寝る前の反省会的な想像も減るでしょう。さらにデートの優秀なこととして「当日もある」ことがあります。事前に楽しさを前借りしているのに、ちゃんと当日も楽しむことができるのです。
恋愛は確かに苦しいことやぶつかり合いもあります。ですが、楽しいこと・ワクワクすること・ドキドキすることも多いのです。
HSPさんはネガティブな影響を受けやすい反面、ポジティブな影響も受けやすいです。恋人から「大丈夫」と言われたら、大丈夫と捉えやすいでしょう。ぜひ上記のように、恋愛から良い影響を取り入れるワークもお試しください。
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