こんにちは、スピリチュアルカウンセラーの星のしずくです。
今回は、私のメルマガに寄せられた「認知症の母と妹の関係性が悪く、どう対処すればいいのか困っている」という質問を取り上げます。「自分だったらどうするか?」という視点で読み解いてみてくださいね。
QUESTION
実家に住んでいる妹と母の関係が悪く、妹から度々「母が大変で父も大変」「助けてもっと両親のフォローをして」と言った内容や、私自身の人格否定などの攻撃的なメールが来ます。正直それを見ると対処に困ってしまうのとネガティブな気持ちを引きずってしまいます。
母は認知症を患っており、父が主に母の面倒を見ています。父からも「妹から母への暴言が酷くストレスで、本当は妹に出ていってほしい」と相談されますが、私から妹に自立を促してもその気はなく、妹は精神的に病んでしまっている感じもします。
電話には出ませんし、私が実家に行くときには必ず出かけておりなかなか直接話すことができません。話しても、何を言えばいいのかわからないのが正直なところです。
妹は子ができずできなかったことに恨みを抱きつつも、本心ではとても両親を心配しているようですが、その愛情が怒りとして表現されている気がします。
私は私で、家族の中では自分だけが新しく家庭を持ち幸せになっているような罪悪感を抱くことがあります。私は家族の中和剤のような立場でずっと来てしまいましたが、ここへ来て、どのような態度でいたら良いのかわからず悩んでいます。
自分の家庭を最優先にする
ご質問ありがとうございます。
決着をつけるときが刻一刻と近づいているようですね。決着とは、もちろんご実家のことです。
これまであなたは新しく家庭をもち、子育てに専念してきたかと思います。あなたの幸せは、あなた自身がつかんだ勝利であり子どもや旦那さんを守る基本的なムードです。
家族は子どものためにあり養育・子育ての強固な砦です。その守りを強くするのが温かく、幸せな雰囲気です。そこに罪悪感を抱くことはありません。その幸せはあって当然のものなのですから。
これからもご自身の家庭と子どもを最優先にして守っていきましょう。
けれども子どもが巣立っていくタイミングにおいては、家庭という砦は徐々に解体しても大丈夫。どれほど強固な砦であってもこの地球上にあるのはすべて「仮設住宅」。「一時的な用事」のためにつくります。
なぜならわたしたちの人生は、永遠に残るものを作るためにこの地球に訪れたのではなくこの地球でしか体験できないコトを為すためにやってきたからです。
といっても子育てが終わったら離婚しましょう。というわけではありませんのでご安心ください。
ただ子育て第一の場所ではなくなるので、家庭の機能としては変化してもOKということです。友だちを気軽に招いたり、たまに遊びに来る子どもたちの憩いの場としてのおうち。そのように変化していくことでしょう。
子育てに集中的に取り組んでいるなら、いまは子どものことに注力するように。