こんにちは。韓国在住、日本語教師でライターのHAZUKIです。在韓ならではのリアルな韓国情報をおとどけしています。
今回は、韓国の家族と日本観光をして感じた「日本のちょっと残念なところ」についてお話しします。「えっそんなところ!?」と思われる部分もあるかもしれません。
逆に日本人の筆者が残念だと感じた点を、韓国の家族は気に入っていた…なんてこともあったので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。
外国人の日本語に英語で答える
これは筆者が日本語教師だから感じることかもしれませんが、外国人が頑張って話す日本語に対して、カタコトの英語で答える日本の方が多かったことが残念でした。
韓国の家族が頑張って日本語で話しているのにカタコトの英語で対応し、家族が英語で話し始めたら急に早い日本語で話し始めるスタッフが何人かいて…。
筆者は、韓国の家族が旅行前に日本語を頑張って覚えて練習していた姿を見ていたので、日本語を使う機会がないことに心が痛くなりました。
以前も、「来週日本に行くのであらかじめお寿司屋さんの予約をしてみたい」という生徒と、一緒にお店に電話したことがあります。
その際、生徒は正しい日本語を話していたのですが、イントネーションを聞くなり、お店の方は「ノー、ノー」と連発していました。
生徒は「私の日本語がおかしいからでしょうか?」と笑っていたのですが、少し自信をなくしてしまったように見えました。
もし次外国人と話す機会があれば、怖がらずにゆっくり日本語で話してあげてください。そうすることで、その外国人の日本での思い出が一つ増えると思います。
逆に韓国では、少しでも韓国語で話しかけると、こちらがいくら変なイントネーションで話しても韓国語で話してくれます。
「あっ、私韓国語喋れるかも!」なんて気持ちになれるので、韓国に行くときは簡単な韓国語を覚えて行くのがおすすめです。
レストランのメニューが日本語だけ
これは筆者も今回の旅行で初めて感じたことなのですが、寿司店に行くとメニューは縦書き、漢字、筆書きなので、外国人には難しそうだなと感じました。
家族は簡単な漢字とひらがなを勉強してから行ったのですが、ここでは全く役に立ちませんでした。
家族は逆にこの日本らしさを気に入り、すぐに日本語のメニューを読むのをあきらめて、堂々と「おすすめをお願いします」と答えていたので問題なかったのですが…メニューを一つ一つ選びたい人は困るでしょうね。
とはいえ、家族は全く気にしていない様子だったので、気にしていたのは日本人の筆者だけだったようです。
今回の旅行はかなり楽しい旅行で、残念だなと思うところはあまりありませんでした。もしみなさんに日本語で話しかけてくる外国人がいれば、怖がらずにゆっくり日本語で話してあげてくださいね!
- image by:Luciano Mortula – LGM/Shutterstock.com
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