整理収納作業をはじめ、イベントやセミナーの講演やキッチンショールームでの収納コーディネートなどを行なっている整理収納アドバイザーの岩佐です。
いざというときのために、家のなかに紙袋を保管しているという方も多いのではないでしょうか。
誰かに渡し物をしたいときなどにあると便利な紙袋ですが、気がつくとどんどん溜まっていき、困っている方も少なくありません。でも、使っていないのに処分するのは気が引けませんか?
そこで今回は、溜まったときに参考にしたい「紙袋の活用法」と「おすすめの収納」をご紹介します。
紙袋はどう管理する?
ついどんどん増えていく紙袋は、自分で持つ量を決める「適正量」決めは欠かせません。
まずは、適正量決めについて紹介します。2パターンありますので、暮らしや性格で自分に合った方を採用してくださいね。
「持つ数を決めて」管理する
紙袋には大・中・小とサイズがありますよね。まずは、それぞれサイズで持つ枚数を決めて管理する方法です。
たとえば、大サイズ3枚、中サイズ10枚、小サイズ5枚といった感じで、自分で持つ枚数を決めます。
よく使う紙袋は、適正量の枚数を多めにするのがおすすめです。数の管理をきっちりとしたいという性格の方には、この方法が向いています。
「収納スペースに入る量」を適正量とする
持つ量は枚数では決められない…。そんな方は、収納スペースに入る量を適正量にしていきましょう。「このなかに入る量だけ持つ」という考え方です。
我が家は、この方法を採用しています。ざっくり収納が自分には合っているという方にはおすすめです。
紙袋の収納法、どんな管理のしかたがある?
紙袋の活用法を紹介する前に、紙袋はどのように収納していますか?ここでは、紙袋の収納法について紹介します。
大きな紙袋に入れて管理
大きくて丈夫な紙袋があれば、収納用品を買わなくとも大きな紙袋を収納用品として使うことができます。
大きな紙袋のなかに、サイズ分けをして収納しておくだけです。
小・中サイズなら「ファイルボックス」や「仕切りスタンド」で管理
我が家では、大の紙袋は出番が少ないので、大きな紙袋に入れて別の場所に保管しています。
小・中サイズの紙袋は出番が多いので、使いやすい場所に。無印良品の「ワイドサイズのA4ファイルボックス」に入れてキッチンエリアに置いています。きっちりした性格ではないので、結構適当にポンポン入れていますよ。
このファイルボックスであれば蓋がついているのでホコリの混入も防げますし、見た目もすっきりするのでおすすめです。
ただ、収納スペースから適正量を決めると紙袋が入って使わなければパンパンになっていくので、積極的に使うようにして紙袋を循環させています。
仕切りスタンドも便利
ほかには、無印良品の「仕切りスタンド」も便利です。何連かに仕切られているので、サイズごとに分けて立てて収納をしておけます。
クローゼットの枕棚に置くならIKEAのSKUBB
頻繁に使う予定のない方は、クローゼットの枕棚に置いておいてもいいですね。
IKEAの「SKUBB」なら取っ手つきなので、取り出す際も便利です。
紙袋専用の収納用品を使う
最近は、専用の「紙袋ストッカー」も売られています。
自分の適正量や収納しておくスペースと相談しながら、自分の暮らしに合った紙袋ストッカーを選んでもよいでしょう。