相手の言葉から「本音」を読み取るには？別れの理由が曖昧な2パターン

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約5万件もの復縁相談を行ってきた、復縁アドバイザーの浅海です。私のメルマガ「復縁・復活愛の方法～元カレ元カノとよりを戻す方法～」では、元カレ・元カノとヨリを戻したい方のために、毎週復縁情報をお届けしています。

人は、とても賢いです。特に日本人は思慮深い民族だと思います。ただ、これがときに困ったことになるんです。

昔から言われるように、「本音と建前」「表と裏」「嘘も方便」など相手を思うがゆえに、本音ではないことを口にすることも多々あります。

それが、別れた理由になると困りますよね。別れ際に相手が言った理由そのものが、もし本音ではなかったとしたら…。

本当の別れの理由とは？復縁できたケース

image by:Unsplash

ご相談にいらっしゃったKさんは、交際半年で別れを迎えてしまいました。

特に喧嘩をしたわけでもなく何となく彼女が疎遠になっていき、最終的に別れを切り出されたそうです。

それまでは大きな衝突もなかったので、Kさんは納得がいかず彼女に別れの理由を聞きました。

始めは「私が悪いの。あなたのせいじゃない」と言っていた彼女ですが、掘り下げて聞いていくと「ほかに気になる人ができた」と言い始め、それなら仕方ないと破局。

ところが別れてからも彼女からLINEが来たり電話がかかってきたりと、意外にも関係が切れません。

Kさんも未練があったので、もしかしたら復縁できるのかなと期待して彼女に聞いてみるのですが、答えはNo。

しかも、彼女の様子からも新しい彼氏ができたという素振りもないようでした。

そして、困ったKさんは私にご相談をくださったそうです。

私も状況を拝見して、彼女の様子が不自然だなと思ったので、彼女に「好きな人とはどうなったのか」を聞いてもらいました。

すると「別に何もない」との答え。どんな男性なのかKさんが聞いても、「答えたくない」の一点張り。ますます不自然な状況ですよね。

これはもしかしたらほかに原因があるのかなと思い、Kさんに思い当たる節がないかお聞きしました。

ですが喧嘩もしたことがなく、お互いに好きなジャンルの曲も同じで、とてもピッタリだったというのです。

「体の相性は？」とお聞きすると、何もしていないとのこと。

感覚は人それぞれですから、それが悪いということではないのですが、ここに原因があるのではないかと思いました。

というのも、彼女の言動をお聞きしていると、これまでにもKさんを誘っているふうな言動が何度もあったようでした。

たとえば彼女がKさんの自宅に遊びに来た際に「泊まっちゃおうかな」と発言をしても、Kさんは彼女を気遣って「あしたた早いから帰ってゆっくりしたほうがいいよ」と返事をしたり…。

しかしKさんは、彼女のサインに気づかず「関係を持つチャンスがなかった」と思っていたのです。

彼女は思慮深い方だと思うので、自分からそういう関係になりたいとなかなか言えずにいたのでしょう。

そして、なかなか関係を持とうとしないKさんに対して不安になっていったのだと思います。

この仮説を元に考えてみると、彼女は決してKさんのことが嫌いで別れたわけではないと思いました。別れた後の彼女の対応を見ても、こう考えるとすべてつじつまが合います。

そこで、きちんと恋人同士のようなドキドキする空気をKさんに作ってもらうようお伝えしました。

彼女のことを褒める、多少の下ネタはOK。こうして連絡をとりあっていき、彼女をついにデートに誘いました。

そのときにはきちんと彼女に対して興味があると伝えてもらい、前後しましたが関係を持ち、「ずっと好きだった」と告白をしたところ、彼女からOKの返事をもらえたそうです。

これは、別れの理由の誤解からスタートし、原因を発見して復縁できたという典型的なケース。

彼女は恥ずかしくて自分の口から「私の体に興味のない人とは付き合えません」とは言えなかったのかもしれません。本音を隠して別れたかったお気持ちもよくわかりました。

仮にKさんが気づいたとして、それを口にしたなら余計に彼女のプライドを傷つけることになったでしょうし…。

「別れの理由が曖昧」な2パターン

image by:Unsplash

さて、「別れの理由が曖昧」という方には2パターンあると思います。

1つ目は「これ」という決定的なものはないけれど、何となく合わないとか、飽きてきて別れたというケース。

2つ目は、今回のKさんのように、口にできない本音の部分があるというケース。

こちらの場合はお付き合いの道中、別れる間際をよくよく振り返ってみる必要があります。

もしご自分でわからない場合は、パートナーと接点のないご友人などに相談してみてもよいでしょう。第三者の冷静な目で見ると、理由がわかることも多いです。

別れの原因というのは、病気の原因と似ていると思います。見当違いの対処をしていても改善しないですよね。

まずは落ち着いて、あなたの理由を探ってみましょう。復縁までの道は、そこからがスタートです。

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