こんばんは、後藤迅斗です。今回は、最近のSNSを見ていて感じたことについて。
先日フォロワーさんとお話しする機会がありまして「年々風当たりが強くなっている」という声がありました。
2020年から発信を続けている僕も感じていて、特に2023年あたりからかなり強烈になった印象です。
特に引用リポストでは棘の強い言葉があり、一時期Xの通知をオフにするほど苦しくなりました。
ただ、改めて振り返ってみますと、「心の余裕がない人が増えた」というのが原因ではないかと感じました。
ということで今回は、心の余裕について紹介します。記事の後半では「余裕の作り方」もまとめましたので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
心に余裕がないと他人を責める

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人間は心に余裕がないと、他人を責めがちになります。
「心に余裕がない状態=ストレスが溜まっている状態」
この期間が続けば続くほど「すぐに発散できないほどストレスが溜まる」ようになります。
- 仕事や趣味に打ち込んでも楽しめない
- ストレスの発散になる行動をしてもすぐに溜まる
このような状況になれば、時間もコストもかけずにストレスを発散できる「他者批判」につながります。
これはどんな人にもありますし、昨年引っ越しなどで余裕がなかった僕と妻も例外ではありませんでした。
年始に妻が休職したことで平和な日々が戻りましたが、昨年の後半は心の余裕がなくケンカも多かったです。
このように「ある程度の時間が経てば解決できる」ケースもありますが、そうでないケースもあります。
- 本音を話せる人がおらず、ひとりで抱え込む
- 地元を離れて就職し、相談できる人がいない
- 家族や上司など、近しい関係の人と合わなくてしんどい
これらのような状況だと、攻撃しても自分には直接影響しない「SNS上の人」を批判の対象にします。
特に自信がない人だと「他の人が叩いてるものに便乗する」というケースも多いもの。
その結果、ますます人が離れていくし、ストレスも減らないためさらに心の余裕がなくなります。
心の余裕とお金の余裕って関係ある?

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心の余裕について話すと「お金の余裕があれば、心の余裕ができるのでは?」という意見が届きます。
それに対して「違うよ」と答える方もいますが、僕は「ある程度関係性がある」と思っています。
Xやブログで何度か発信しましたが、うつ病になる直前に散財して借金を背負った過去があります。
療養しながらはもちろん、フリーランスになって数年間は返済しながら生活を続けていました。
このとき、心の余裕の「よ」の字もありませんでした。
- 今月の支払い、間に合うかな
- これを食べたいけど、お金がないから別のものにしよう
- お金がないから、遊びの予定を断ろう
こうした不安やストレスに悩みながらの日々は、何かに追われているような感覚でした(その影響で、髪の毛が後退したと思ってます笑)。
一方で、昨年の夏にめでたく完済。仕事が軌道に乗ったのもあり、「食べたいときに好きなものを食べる」という生活がようやくできるようになりました。
先ほどの件で心の余裕はなかった時期もありましたが……「お金の余裕がなかったときに比べるとマシかなぁ」と思うまであります。
……と、ここまで極端なかたは少ないと思いますが。
2023年ごろから「物価高」や「税金の値上げ」など「金銭面の悩み」を持っている人は多いものです。
「お金がない」という悩みがストレスを生み、発散もできず、無料でできるSNSで他人を叩く。
こうした世の中の影響もあるのではと、僕は感じています。