感謝の伝え方は「プレゼント」「言葉」「行動」

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なんだか照れくさくて、親への感謝の気持ちを伝えられていないというかたも少なくないのではないでしょうか?
感謝の気持ちは、どんな形でも伝えることが大切です。一体皆さんは、どのように感謝の気持ちを伝えているのでしょうか?
5位 手紙を書く(4.6%)
直接伝えるのは照れくさいというかたでも伝えやすい「手紙を書く」が5位にランクインしました。
父の日や母の日、誕生日などのイベントの際に、手紙に日ごろの感謝の気持ちを込めて伝えているかたが多いようです。
直接伝えるのが難しい場合でも、手紙ならもっと気楽に想いを伝えられる一つの手段ではないでしょうか。
<回答者の実際の声>
「結婚するときに手紙として伝えた」(30代 女性)
「言葉だと恥ずかしいので手紙を書くことが多い。『母の日』『誕生日』『クリスマス』などに手紙を渡すようにしている」(40代 男性)
4位 親を手伝う(6.9%)
行動を起こして感謝を伝えられる「親を手伝う」と回答したかたも多くいました。
買い出しや掃除に洗濯、料理や送迎など、今まで大切に育ててくれた親への恩返しとして、アクションを起こすことで、親への感謝を示しているかたもいるようです。
<回答者の実際の声>
「現在母が足を怪我しておりリハビリの途中ですので、散歩や買い物を手伝うことでお返しとしたいです」(30代 女性)
「歳をとってできなくなったことを代わりにしてあげる」(50代以上 女性)
3位 帰省する(10.9%)
別々で暮らしていると感謝を伝える場が限られてしまいますが、「帰省する」ことで感謝を示しているかたが多いようです。
積極的に帰省することでお互いの顔を見ることができるので、嬉しい気持ちになり、そして安心できるでしょう。
また、親が高齢になってくると、会えない時間で不安な気持ちも大きくなります。
直接会うことで、体調の確認や近況、孫の話などができてお互いが幸せ気分になること間違いなしです。
<回答者の実際の声>
「実家に帰れるタイミングがあれば、積極的に帰っている」(20代 女性)
「両親も高齢になりましたので時間をつくって会いに行くようにし、たくさん話をするようにしています」(50代以上 女性)
2位 言葉で伝える(35.0%)
言葉だと恥ずかしいと回答したかたがいる一方で、「言葉で伝える」よう意識しているかたがより多いことがわかりました。
日々の会話の中はもちろんのこと、誕生日や父の日・母の日といったイベント時には、親の存在のありがたさをより一層感じ、感謝を伝えているかたもいるようです。
ほかにも、親と昔懐かしい話になったときに伝えているかたもいるようで、違和感なく親に感謝を伝えるよいチャンスかもしれませんね。
<回答者の実際の声>
「誕生日などのイベント時は『いつもありがとう』と言っています」(20代 女性)
「日常的に他愛のない会話をすることが親孝行につながると思っているので、感謝の言葉を伝えている」(50代以上 女性)
1位 プレゼントを渡す

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そして第1位には、父の日や母の日、誕生日やクリスマスといったイベント時に加え、初任給やボーナスが出たときにプレゼントを渡して感謝を伝えているかたが多い結果となりました。
ちなみに、両親が好きな食べ物・飲み物、靴やスイーツなどを贈るかたが多いようです。
改まって手紙を書いたり言葉で伝えるのは恥ずかしいと感じるかたでも、プレゼントを添えることで自然と感謝を伝える機会を作れるかもしれませんね。
<回答者の実際の声>
「社会人になって初めての給料でプレゼントして伝えた」(30代 女性)
「誕生日や父の日・母の日などに、何かプレゼントしている」(40代 男性)
まとめ
今回の調査を通じて浮き彫りになったのは、「親の偉大さ」と「感謝のタイミングは意外と日常の中にある」ということ。
進学や習い事、食事やマナーに至るまで、私たちは思っている以上に多くの愛情と努力を受け取って育ってきました。
そして、「伝えたくてももう伝えられない」という後悔の声も、アンケートには多く寄せられています。
感謝の気持ちは、思ったときにこそ、伝えるべきです。
一言の「ありがとう」や、一通の手紙、一度の帰省など、そのどれもが親にとっては何よりの喜びになるはずです。
あなたは今、親にどんな感謝を伝えたいですか?そして、それをどうやって伝えますか?
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