健幸料理家・酵素和食×肉体転生サポートスペシャリストの佐藤周生です。
「昨日、ちょっと食べすぎてしまったなぁ――」そんな経験、ありませんか?
今回は、そんな“食べすぎた日”の翌日にこそ取り入れてほしい、「リセット酵素食」についてお伝えします!
「リセット酵素食」ってなに?

image by:Unsplash
外食や家族との団らん、つい食欲に負けてあれこれ口にしてしまい、「なんだか胃が重い…」「翌朝、体がだるい…」と後悔したことのあるかたも多いと思います。
実は、そんな偉そうに言ってる私も、先日知人と外食して食べ過ぎてしまいました…。
久しぶりに会ったもんですから話が盛り上がって、気が付いたら大量注文して、爆食してしまったと…。
あくる日、少し胃が重くだるくなって、「やってしまった…」と後悔したということです(笑)。
そんな“食べすぎた日”の翌日におすすめしたい食事が、「リセット酵素食」です。
結論から申し上げると…食べすぎた翌日は、酵素を豊富に含んだ“消化を助ける食事”に切り替えることで、内臓の疲労を軽減し、休息を与えてあげることができます。
そして、代謝の立て直しもしやすくなる。つまり、「疲れた胃腸をいたわりながら、無理なくスッキリできる」と。
それが「リセット酵素食」の一番のメリットです。
逆に…食べすぎた翌日にまた普通の食事をしてしまうと、胃腸がフル稼働のまま全く休めず、疲労が蓄積し、負担をかけ続けてしまうわけです。
これが、だるさ・便秘・肌荒れ・むくみなどの「慢性不調」に繋がる、悪循環の一歩になってしまうんですね。
では、なぜ酵素食がリセットに効くのか?
私たちの体には「消化酵素」と「代謝酵素」があり、この2つは互いに限られた“酵素生産力”を取り合っています。
つまり、「食べすぎ=大量の消化酵素が必要 → 代謝酵素に回るはずの力が奪われる → 疲労や不調が蓄積される」という仕組みです。
ところが、「生の食材」や「発酵食品」に含まれる「食物酵素」を食事から取り入れることで、体内の消化酵素の負担を減らすことができる。
その分、回復・代謝にエネルギーを使えるようになるのです。
実際、
- 大根おろし
- 熟成アボカド
- 生のキウイやパイナップル
- ぬか漬けや納豆
といった“酵素食材”は、消化を助け、体の重だるさを軽くするサポートをしてくれます。
私も「やってしまった…」翌日は、そういった食材を食べることで、ほとんどの場合、1日で胃の不調や重だるさは消えてます。
おそらく、それだけで消化器官に大きな休息を与えることになるんだと思います。
それじゃぁ、実際は何をどうやって食べればいいのか?

image by:Unsplash
リセット酵素食は、できるだけ「生」「発酵」「低負担」の3つを意識します。例えば、
ステップ1:朝食は“食べない”or“酵素スムージー”
- キウイ+バナナ+水 or 米麹甘酒のスムージーなどが理想
- 咀嚼しながらゆっくり飲むのがポイント(※ミキサーが無い場合は、おろし器ですりおろしてもOK)
ステップ2:昼は「酵素プレート」
- レタス、大根、発酵漬け野菜を中心に
- 温かい具なし味噌汁を添えて、消化負担をサポート
ステップ3:夜は“スープ+生野菜+少量のたんぱく質”
- 加熱は最小限
- 冷やしすぎにも注意
とにかく、加熱食を減らすこと、少食にすることがポイントです!
今日からできる一歩!
もし「食べすぎた…」となったら、まずは「朝食をバナナ1本だけにする」だけでもOKです(よく噛む)。
「一度に全部やろう」と思わなくて大丈夫。まずは「今日はリセットしよう」と意識することから始めてください(※消化というのは、私たちが思っている以上の内臓負担があるので)。
ちょっと気を使うだけで、内臓を休ませることができ、驚くほど体がラクになる感覚を体験できますよ。
「酵素って、本当に体にいいの?」と半信半疑だったかたも、“リセット酵素食”を1日だけでも実践してみれば、その変化を体感できるはずです。
ぜひ、やってみてください!
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。