犬たちの「怖い」「びっくりした」が隠れてる「嫌いな音」
10位 クラクションの音/電車の音(4票)
好きな音のランキングでは、「車の音」がありましたが、一方で「クラクションの音」や「電車の音」といった交通系の音は、「音が大きくて突発的」という点で苦手な子が多くいることがわかりました。
とはいえ、住宅街に住んでいると避けがたい音でもありますので難しいところです。
9位 子どもの声(5票)
高い声や大きな声で突然話しかけられると、びっくりしてしまうワンちゃんも。
小さな子どもと一緒に住むワンちゃんも多いですが、元気な子どもとの距離感に悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか。
同率7位 花火の音/金属がぶつかる音(6票)

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夏のシーズンになると、各地で花火大会が開催されますが、なんと花火の音に震える犬も少なくありません。
花火の音といえば、ドッカーンと大きな音が響き渡るため、その衝撃にびっくりしてしまうのかもしれません。
また、金属がぶつかる音にも不快と感じるワンちゃんが多いようです。
日常生活の中でも生まれやすい音ですので、意識して使用するように心がけたいですね。
6位 救急車等のサイレンの音(15票)
救急車や消防車のサイレン音は、周囲の緊迫感も伝わるためか、犬にもストレスになることが多いようです。
「遠くからでも反応する」「鳴き出す」など、過敏な反応が見られます。
5位 車・バイクの音(16票)
車の通過音やエンジン音が苦手な子も多く、散歩中に立ち止まる原因になることも。
特に大型車の音には警戒心がより強くなる子もいるようです。散歩時には、飼い主が気をつけて歩くようにしなくてはなりません。
4位 大きな音(19票)
花火、ドアの開閉、怒鳴り声など、突然聞こえてくるさまざまな大きい音に不快を感じているようです。
人間でもそうかと思いますが、「何の音かわからない=怖い」という不安がワンちゃんたちにもあるのでしょう。
3位 掃除機の音(24票)
掃除機のモーター音や振動音にびっくりして、吠えたり逃げたりする子も少なくありません。
「掃除のたびにクレートに避難する」「吠えて止めに来る」など、日常的に見られる“あるある”のひとつです。
2位 家のインターホンが鳴る音(26票)
インターホンの音は突然鳴るうえ、「来客の気配=警戒モード」に入るスイッチでもあります。
ただし、同じ音が好きな犬もいるため、“賛否が分かれる音”でもあるようです。
1位 雷の音(51票)

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不動の1位は「雷の音」でした。人間でも驚くほどの爆音。犬にとってはさらに不安や恐怖を感じやすいようです。
「雷が鳴る前から落ち着かなくなる」「震えて隠れてしまう」という声が多数。雷を感じ取る能力があるとも言われています。
飼い主さんの“共感”が詰まったユニークな回答も
アンケートではランキング外にも、たくさんのユニークな回答が寄せられました。
思わず笑ってしまう回答や、我が子にも「あるある!」と膝を打つ内容も。
こういった反応は、犬の性格や育った環境、過去の経験によっても異なるため、「うちの子だけ?」と思わなくて大丈夫ですね。
- 「りんごという単語が好きな子」
- 「冷蔵庫の音に大興奮」
- 「焼肉の焼ける音が好き」
- 「雷じゃなくて、夜中の強風の音が怖い」
- 「ドライヤーやシャワーの音が嫌」
まとめ
今回のアンケート結果から、犬たちがどれほど音に敏感に反応しているかがよくわかりました。
- 好きな音は「喜びや安心」と直結している
- 嫌いな音は「恐怖や警戒」を強く感じている
- 個体差があるので、うちの子の傾向を知ることが大事
音を通して、犬たちはたくさんの“気持ち”を私たちに伝えてくれています。普段何気なく流れている音の中にも、愛犬の喜びや不安が隠れているかもしれません。
ぜひ、今日から少しだけ耳を澄ましてみてください。あなたの“声”もきっとあの子にとって「いちばん好きな音」になっているはずです。
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