2. 神は生命

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宇宙に届く意識とは、「神は生命である」という理解が深まり定着することです。
神は生命であり、生命は神。
俗に言う「宇宙意識に到達する」という言葉は、誤解されてきました。「宇宙のことがわかる」という意味ではありません。
神が個別化して、自分の神我意識が形成される。それは分割ではないのです。
その各自に内在する神我意識の視野が拡大し、無限なる広がりを実感するようになることを「宇宙意識に到達する」と言います。
無限に広がるのは、生命という力が、どこまでも無限に連なって四方八方十方へと広がるのであります。
四方八方というのは平面ではなく、十方(上下を含むという意味)の立体・3次元への広がりを持ちます。
そのとき、同時に無限小である一粒子にも神の生命が宿ることを意識できるならば、肉体を持っている間に到達できる最大限のゴールです。
その先は、肉体を脱いでからの、一層の愛の研鑽が待っています。
3. 遍満ということ

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全宇宙の中、一つの粒子も死んでいるものはありません。一切の粒子は神の中にあって、常に生きているのです。
大宇宙の中のあらゆる形が移り変わっても、それでさえ「神の大生命」の現れなのであります。
創造主=神は、無限大の全宇宙を生かし、無限小の一粒子さえも生かしています。
宇宙が無限大であることを理解し(悟り)、その構成要素である無限小の一粒子にも創造主=神の大生命が宿っていることを理解する(悟る)こと、これが全宇宙に神が遍満していることを把握したことになります。
全宇宙が神の大生命に満たされていることが理解できれば、この地上世界もまた、神の大生命に満たされて生かされていることになるでしょう。
まとめ
人間の五感の感覚が、「神の大生命が、無限大から無限小に至るまで遍満している」という真理を閉ざしてきました。
今こそ、この真理を開顕させる「アクエリアスの時代」という絶好の時期に差し掛かっています。
この真理こそが、あなたの人間意識を、宇宙意識に導くのです。
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