こんにちは。「心のストレッチルーム」の前田泰章です。
今日は、「イライラ気分を変えたいオマジナイ」のお話しです。お悩み解決のヒントにしてくださいね。
他人から自分を守る「オマジナイ」?

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「おだやかな人柄」だとか、「あの人は人間ができている」というように言われる人がいます。
そう評価されるのは、たいてい小さなことにこだわらず、感情の起伏も激しくない人です。
他人のミスに対して、いちいちとんがったりせずに、「そんなこともある、次は気をつけてね」くらいで済ませてくれます。
誰もが、そういうふうになりたいと思っていますが、なかなかこうはなれないものです。
自分の思うようにならないことに、腹を立てたりイライラしてしまうのが人間の悲しい習性だといえます。
まして若いうちは、とりわけ感情的になったりするものです。
そこで、今回は、他人の失敗や自分が思うようにいかずに爆発しそうになったときに効く「オマジナイ」をご紹介します。
それは、「まあ、いいか」です。カーッとしてしまったとき、この言葉を唱えてみてください。
人生というのは自分の思い通りにならないのが当たり前。
人とのつきあいでも、相手がいつもあなたの満足するような行動をとってくれるとは限りません。
そんなときにいちいち怒るよりも、「まあ、いいか」で済ませてみると、自分の気持ちがスーッと落ち着いてくるのがわかります。
これは自己暗示でもあります。こんなことでいちいち感情的になったりすれば、自分自身の感情コントロールができなくなります。
悪感情が頭にこびりつけば、それ自体が大きなストレスとなるでしょう。
「そんなことはできれば回避したい」そう思う気持ちがあなたの心の中にあるとしたら、その気持ちを奮いたたせるために、ちょっとしたさじ加減をしてあげるのです。
それが自己暗示です。「こんなことは大したことではない。私はこんなことで気持ちが左右されるほど幼稚ではない」と、そういう気分をこめての「まあ、いいか」なのです。
自分が完全ではないのに、他人にばかり完全を求めるから、人とのつきあいがギクシャクしてしまうのです。
たとえば、こんな人、みなさんの周りにいませんか?
- 必ずイヤミな一言を言って、こちらの気分をだいなしにする上司
- オフィスにふさわしくない恰好で出社する同僚
- たいした仕事もしないでいばる後輩
そんな人にいちいちつきあって、カッカする時間がもったいない。
「まあ、いいか」と思うことで、彼らの幼稚さが見えてくるものです。
人間関係でストレスを感じたときには、「まあ、いいか」で気分を乗り切りましょう。
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