短所も、愛して。「続かない恋」を「長く続く恋」へ変えるメソッド

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みなさんこんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です 。

今回は「恋愛が長続きしない理由」という内容でお伝えしたいと思います。

読者からの質問：交際しても長く続かない

現在婚活中の37歳です。僕はそれなりに、恋愛をしてきました。しかし、長く続いたことが一度しかないんです。

6カ月前に別れた女性は、アプリで出会って3カ月ほどで破局。その前の女性も、4カ月程度で別れました。1番長く付き合ったのは、大学生のときで2年間。結婚願望は、年々強くなるものの、長く人と付き合ったことがないという事実に、「結婚は向いてないのではないか？」と不安に感じています。

こんな僕でも、何十年と続く人生を、パートナーと共に歩めるでしょうか。

（短髪ボウズ 37歳）

短所は個性であり、愛すべきポイント

短髪ボウズさんお悩みありがとうございます。

あなたが「一番に相手に求める条件」や、パートナーができた際に「一番に好きになったところ」はどこですか？アプリで出会う際、プロフィールで重視するのはどんな点でしょうか？

海外の心理学者の先生が、お付き合いをしている方を対象に「相手のどこを好きになったか」を調査したことがあります。その数カ月後、回答者の中でお付き合いが上手くいかなかった方に、相手の「どこを嫌いになったか？」を聞きました。

Aさんが好きになったのは、「頭のいいところ」。Bさんは、「面白いところ」。そして、Aさんが嫌いになったのは、「知識をひけらかすところ」。Bさんは「落ち着きのないところ」。不思議なことに、好きになった点が原因で別れているのです。

また、「一緒にいてドキドキする」と答えた方は、別れた時に「安心できないところ」と答えました。

実際に私も、ボケているところやあまり物事を知らない点を「さおりちゃんって天然だよね！」と、交際前は良いニュアンスでいわれるのですが、付き合って数年経つと「1回で理解しろよ！」とイライラされることが多い気がします。結局、実験結果のように好きになったところが別れる原因になっていました。

つまり、パートナーの”好きだと思っているところ”こそ、嫌いになるところでもあるということ。ストライクゾーンが狭ければ狭いほど、ストライクゾーンに入った人への期待値が高いので、相手のことを嫌いになるのも早いのかもしれません。

長所と短所は紙一重だし、短所やコンプレックスはその人の個性であり、愛すべきポイント。

短髪ボウズさんが、なぜ短い時間で別れを選んでいるのか？振られているのか？付き合うまでの時間軸など、ほかにももちろん原因はあると思いますが、もしかしたら、短髪ボウズさんが相手の好きだと感じたところに大きな期待をしてしまっていることもひとつの原因かもしれませんよ。

• image by:Shutterstock
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