結婚のかたちや結婚後の生活のあり方について、多くの選択肢が増えている昨今。それでいて、成人すればみな「結婚するもの」という考え方を持つ方も多くいます。
そんななかで、これから結婚を考えてゆく年齢層の若者たちは、結婚そのものや結婚式についてどのように捉えているのでしょうか。
ワタベウェディング株式会社が、大学生・大学院生484名(男性171名、女性313名)に向けて「大学生の結婚式へのイメージ・意向」調査を実施しました。リアルな意見を、早速チェックしてみましょう。
結婚したい平均年齢は「26.3歳」。結婚式を挙げる意味は?
「結婚をしたいと思いますか?」という質問では、2018年は男性86.3%、女性89.5%が「はい」と回答しました。過去5年間で見ても、2014年から2018年まで平均して約9割の学生が「結婚をしたい」と考えていることがわかりました。
「おひとりさま」という言葉が一般化し、自らの意思で生涯結婚をしないという人も多くなっているなか、現在でもかなりの人数が「結婚したい」という意思を持っていることがよくわかる結果となっています。
「何歳くらいで結婚したいですか?」という質問では、2018年は男性の平均が26.2歳、女性は26.3歳、全体では26.3歳という結果となりました。これまでの結果を見ても、ほぼ26歳前後であることがわかりました。
一般的にも「適齢期」といわれることが多い26歳前後という年齢。理想的なタイミングで結婚ができるかどうか、学生時代から真剣に考えている人が多いのかもしれません。
「結婚式はどのような場所で挙げたいですか?」という質問では、2018年は1位が「海外リゾート」33.0%、2位は「国内リゾート」30.5%、3位は「ホテル」21.0%という回答になりました。過去5年間では、6割以上の方が「海外リゾート」や「国内リゾート」で挙式したいと考えていることがわかります。
一生に一度の結婚式は、忘れられない思い出にしたいもの。なかなか体験できないリゾート婚で、記憶にも記録にも美しく残る時にしたいと考えている人がたくさんいるようです。天国のような海岸や教会で大好きな人たちと過ごす瞬間は憧れのひとつですよね。