皆様、こんにちは、婚活FP山本です。
今回は30代前半の関東の未婚男性から、専業主婦についてお話をいただきました。
『本当は専業主婦希望が6割程度とか見て本気で結婚が怖くなりました。
強引に退職した話も聞き覚えありますし。これ、どう対処したらいいんでしょう?』
当人は年収500万円の会社員で婚活1年目。つい先日のネットニュースを見て女性不信?が強まったといいます。
自分の年収では共働きでないと生活が厳しく、その前提が狂う可能性が怖い様子です。
そのニュース、私も見ました。男性としての気持ちもわかりますが、ここは少し冷静に大局を考えましょう。
結婚相手に「共働き」を望む理由は?

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さて、まずは基本ですが、実は男性の専業主夫希望も6割程度ある、共働きでないと厳しい現実を伝えましょう。
確かに先般の情報に困惑する声は多くあります。ただ別のアンケートによると、実は専業主夫希望も6割程度あるのが実情なのです。
でも、男性の専業主夫はほとんど聞きません。その6割程度は、本当は専業主夫になりたいけど家族や生活のため、仕方なく働いているわけです。
実際、先般のアンケート結果でも表面上は7割超が共働き希望となっています。
やむなくでも働く意欲はあるわけですからそこまで気にせずとも良いのではないでしょうか。
また、なし崩しでの専業主婦を狙う方への対策にライフプランを作ることをおすすめします。
それを見れば、専業主婦がムリとわかるはず。結婚を断られたら、それはそれで良しかと。
いずれにせよ、内心は男女で大差ありません。そういう意味で、安心して婚活しましょう。
さて、並行的に大切なことなのですが「自分が働けなくなったらどうする?」など、男性も結婚のメリットを再認識しましょう。
あなたの物言いは、共働き希望と言いながら実際にはあなたが主体で家計を支える前提です。
それはそれで一つの立派な考えですが、だからこそ、ちょっとお忘れの様子ですね。
あなたはなぜ、共働き希望なのですか?
共働きは、共に働いて支え合う関係です。相手が専業主婦になるリスクはありますが、あなたが働けなくなるリスクもあります。
そんなときはあなたも支えてほしいからこそ共働きでの結婚を考えているのでは?
そういう意味で、共働きなら立場は同じです。一切相手を支えたくないのであれば結婚自体を避けるしかなくなります。
確かに、女性不信が強い状態だと自分は支えるつもりでも同じ状態になった際、相手から離婚されるのでは…などと考えがち。
実際、そういう方もいないわけではありません。事前の見極めも限度があるといえます。
でも、それを言ったら男性だって豹変や心変わりする人もゼロではないわけです。
結局のところ、どう考えているかは個々人次第。「この人なら大丈夫」と思えるかを重視して改めて婚活に励みましょう。
余談ですが、最近は未婚化が進行中です。その一因は、まさにあなたのように女性や結婚に価値を見出せなくなったから。
でも結婚に価値やメリットがあるのは確かです。悪い側面だけを考えると否定的になります。ぜひ結婚の良い面も考えて行動しましょう。
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