年収は妥協できても…「婚活」で悩む30代女性に、婚活FPからのアドバイス

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「婚活」「成婚」をメインテーマとし、新たなライフプランを初動からサポートしている、婚活FPの山本です。

今回は、30代前半で関東に住んでいる女性から、「出会いに困っています。よさげな人ほど相手にされないので尚更…。これからどうしたらいいでしょうか？」と結婚についてお話をいただきました。

当人は、年収600万円の会社員で婚活2年。最近では、なるべく年収を無視して探すものの、今度は容姿や振る舞いが気になるそうです。

そして少しずつ結婚自体を悩んできたようで、先々が考えにくいと言います。

婚活にはメリットとデメリットがあります。少し冷静に、婚活と結婚を考えてみましょう。

婚活自体を少し離れてみる

image by:Unsplash

さて、まずは基本ですが「婚活自体を少し離れてみるのも手」。そして、プライベートの充実を図りましょう。

婚活は、よくも悪くも多くの人と出会います。多くの人と会うからチャンスが多くなる半面、多くの人と会うから出会いを軽く考えたり、ベストを探して決めきれなかったりしがち。

学生などの恋愛なら、出会いは限定的ながら出会えない人を求めることはありません。

出会える範囲で、いい人を選ぶものです。そのまま結婚に至っても不満は聞きません。

出会えないなら婚活自体を少しお休みして、人と出会える趣味を充実させるのもアリです。あえて出会う機会を減らす…とも言えます。

そうすれば、出会えた範囲の男性のなかから気になる男性が見つかるかもしれません。最初から趣味が共通しているので尚更です。

婚活には正攻法のような方程式はなく、最終的に一人を選び、選ばれれば勝者。成功時は短期間でアッサリ…もあります。焦らず今後の戦略を考えてみましょう。

結婚はムリにするものではない

image by:Unsplash

さて、並行的に大切なことなのですが「もはや結婚はムリにするものではない」。そのうえで、人の温かみを思い出しましょう。

あなたは、なぜ結婚したいのですか？いまや離婚する夫婦は珍しくない時代です。結婚＝幸せとは言えない時代であり、なかにはかえって不幸を感じる方もいます。

また近年は、離婚件数自体は減少傾向ですが、代わりに熟年離婚が2割を占める状況です。結婚すれば愛が深まるはず…とも言えません。

もちろん、結婚したいと思える人がいれば別です。したくてする分には何の問題もありませんし、そういう人を探すのが本来の婚活と言えます。

しかし結婚が先に来て、出会いに苦しむのは、少し結婚を意識しすぎかもしれません。

好きになれない方と結婚するくらいなら、一人のほうがマシ…というのも一理あります。

特に、経済的に問題ないなら尚更。少しだけ、結婚を忘れてはいかがでしょうか？

一方、未婚のほうが幸せとはいえないのも事実。孤独を募らせるなど、色々とありがちです。人の温かみを知っている方なら尚更でしょう。

容姿が悪くても、立ち振る舞いが不十分でも、そこに人がいるだけで嬉しいこともありがちかと。

条件検索が困難なら、条件無視も大切です。まずは外見的条件を無視して動きましょう。