「自分を愛する」こと。シンプルで簡単なことのようですが、やってみると結構難しい。
でも、「自分を好きになる」効果は絶大で、人生にびっくりするようなミラクルを起こします。
そこで今回は、自分を好きになる、自分を愛するコツをお教えしましょう。
自分を愛する。受け入れる。もっと好きになる
問題を解決するために、成功するために、もっともっと幸せになるために…カウンセリングではさまざまな取り組みをします。
許したり、信頼したり、選択したり、手放したり、つながったり。その取り組みを深く考えると、すべて”自分を愛する”ということを追求しているのだと思うのです。
「周りの世界に見えるものはすべて自分の中にあるもの」
そんな概念から考えても、誰かを許すことは心の中にあるいろんな自分を許すことだし、誰かを信頼することも、よくよく考えると自分の人生の責任を自分に戻して、自分を信じることです。
選択することも、手放すことも、自分の感じている気持ちを大切にすることだったり、”今”という時間に意識を戻してくること。
すべては自分を“主”としたり、自分を尊重することなのです。
- 「自分を愛する」
- 「自分を受け入れる」
- 「自分をもっと好きになる」
何に取り組んでいても、やっていることは“そのこと”なのです。
じゃあ、色々やらなくても「自分を好き」になろうとすればいいじゃん。
本当はそういうことなのです。でも、なかなかそれが続けられなかったり、忘れてしまったりもするわけです。
たとえば、「“自分のことが好き”って言葉や、“自分を責めない”という言葉を、とりあえず毎日ずっと呪文のように唱えてください」という宿題があったとしても、気がつくと忘れてることが多いでしょう。
そして、その言葉のこともすっかり忘れてしまったころに、誰かに自分を否定されるようなことをいわれたり、パートナーと上手くいかなくなったり、仕事で失敗して落ち込んだり…。
すると、またまた「こんな自分はダメだ」というマインドに陥ってしまうのです。
究極な話、本当に自分のことが好きだったら、多少失敗しても、誰かが私から離れていっても、愛する人に否定的は態度や言葉を向けられても、傷つきはしないですからね。
でも心のどこかで、「失敗したのは、私が○○できていないせいだ」とか、「その人が離れていったのは、私の○○が嫌だからだ」とか、「彼が私を拒むのは、私に○○な面があるからだ」とか…。自分はダメだと思ってしまうから、傷つくのです。
私の〇〇を嫌がっているのは、拒んでいるのは、できていないと責めているのは、本当は誰なのでしょう。
私を責めていたり、嫌っていたり、拒んでいるから、いろいろな問題に出くわすともいえるかもしれません。
でもそれを逆に考えると、自分を好きになればなるほど、問題は起こらないということになります。
自分を愛せるようになればなるほど、人生は自分が望むように展開していくのです。