初対面の人と何を話していいのかわからない、異性とうまく会話ができない、職場の人とのランチタイムが苦痛、大勢のなかだと発言できない…など、「人と話をすることが苦手」というお悩みをいただくことがあります。
そのような悩みを持つ方に対し、潜在能力を引き出し、なりたい自分になるトレーニングプログラム「ほめ日記」の創設者として伝えたいことがあります。
S美さんからの質問
私は、人と話がうまくできないで、悩んでいます。
「ほめ日記」を書き続けているので以前ほどではないのですが、職場の人たちとの会話が苦手で、避けたくなってしまいます。これは、心の底ではまだ自分に対して自信が持てていないからでしょうか?
相手が社交的な人でも私とは話が弾まず気まずそうだな~と思ったり、飲み会などで私の隣の人はつまらないんじゃないかな~と思ったりしてしまいます。
話を組み立てられないので、「もう話すことは諦めよう」と思うときもあり、そのときは「大丈夫、そのうちうまくいく」と、思って切り替えるようにしています。ですが、またしばらくすると、マイナスの言葉が浮かんできてしまいます。
1日のどこかで無意識にマイナスの思考を持ってしまうことがあるから、中途半端になってしまい、ほめ効果が半減してしまうのでしょうか?
考え過ぎないで 命の力に任せる
S美さんは、会社の人との会話が苦手なのですね。家族や親しい人たちとは、お話しできるのですよね。
ということは、話す能力がないのではなく、能力はあるのだけれど、相手によって「言葉が出てこなくなる」のだと思います。そこに“何か”があるのですね。
S美さんのような方は、得に珍しいわけではないですし、私のコーチングで、改善した方は多くいらっしゃいます。あまり深刻に考え過ぎないようにしましょう。
成長過程で、一定の人からの暴力的な言動のような強い抑圧を受けていたとか、複数の人からいじめを受けていたなど、トラウマを抱えている人にコミュニケーションが苦手な人が多いように思います。
S美さんのケースについては、文面ではわかりませんが、もしそのようなことがあったとしても、あなたの命がもつ「心を癒す力」を表面化させることで癒されてきますので、安心してくださいね。
S美さんは、「ほめ日記」を書いていらっしゃるし、効果が思うように出ない理由もわかっていますよね。
「心の底では、まだ自分に対して自信が持てていないから」「マイナスを思ってしまうときがあるから、ほめ効果が半減してしまう」というのは、その通りです。
しかし、それらのことをクリアするのが「ほめ日記」ですので、自分を責めずに自分のプラスを探し、ほめ続け、「ほめ日記」を書き続けましょう。