コロナ騒動をきっかけに、我が家でもひとつ動き出したことがありました。それは小学生の娘の「休学」です。娘は友だちとの関係において、つらいことが多々ありました。
そうしたストレスが「SOS」として体に現れていたのですが、コロナウイルスの感染拡大を防ぐための休校期間ですっかりよくなったこともあり、一時的に「休学」を決意しました。今日はその後の展開の話です。
学校行きたい!のきっかけは、お友だち
休学中の娘のもとに、お友だちRちゃんが遊びに来ることになりました。予定が決まってからは、急にスイッチが入ったかのように「その日はあれをしよう!」「これをしよう!」と楽しい計画をあれやこれやと考え、準備をしていました。
そこから終始ご機嫌な日々。そしてRちゃんが来た当日は、本当に本当に嬉しそうで…。娘にとってRちゃんは、仮に学校をやめることがあっても「ずっとお友だちでいたい」と思っている存在の子。Rちゃんが帰ったあとは「学校を休んで初めて遊びにきてくれた子がRちゃんでよかったなぁ」としみじみと話していました。
このRちゃんとの時間がきっかけで、娘のご機嫌はその後もずっと継続中。そうしたら、今度はXちゃんから突然お手紙が届いたのです。
大人げない発言になりますが、私は娘のことを大切にしてくれないXちゃんが少し苦手でした(といっても、これはあくまでも私からの視点です)。娘が泣いて帰ってくるたびに、「またかわいい娘を泣かせやがって!」と腹の虫が収まらないことは、何度もありました。
でも、どんなに私がイライラしても、これはあくまでも私の感情で…娘にはそんな思いは1ミリもないのですよね。だからもう諦めて見守るしかなかったのです。
しかし5年生になって、さすがに娘は気づいたのですね。「あれ?なんで私だけこんな目に合うの?」とある日、突然大泣き。そこから娘はXちゃんと関係を持つことをやめました。娘は「Xちゃんがいるから学校に行きたくない」ともいうようになりました。