好きな人には、「自分をよく見せたい」と素の自分を出せない人も多いのではないでしょうか。しかしそれでは、自分についてあまり知ってもらえず、なかなか仲よくなれません。態度もなんだかぎこちなくなって、「フィーリングが合わない」と思われてしまう可能性もあります。
今回は、「心の距離が縮まらない」と振られてしまった、読者さまの質問に答えながら、距離を縮めるために必要となる「3つのポイント」や「自己開示の重要性」についてご紹介します。
読者からの質問:心の距離が近づかないと振られました
お見合いで知り合った女性と6回のデートを重ね、いい感じだと思っていたので告白したところ、その女性から振られてしまいました。理由としては「心の距離が近づかない」ということも書かれていて、その意味がわかりません…。縮めるためにはどうすればいいですか?
距離を縮める3つのポイント
ご相談ありがとうございます。好きな人と距離を縮めるために重要なファーストステップは、「信頼できる人」「安心できる人」と思われることです。そのために必要となる、3つのポイントをご紹介しますね。
ポイント1.名前をよぶ
人にとって最も大事なことはなんだと思いますか?それは「自分の名前」です。
みなさんも身近な人ほどカジュアルに名前を呼ばれているのではないでしょうか?私も「山本さん」と呼ばれるよりも「さおりん」と呼ばれる方が早く仲よくなることができます。さらに距離を作られてないので「仲よくしてもいいんだ」と安心することができます。
名前を呼ぶというのは私自身も活用している方法です。1時間お話をしているとすると、質問者さまは何回相手の名前を呼んでいましたか?
ポイント2.清潔感を大切にする
そして2つ目のポイント「清潔感」。「はいはい、清潔感ね。よくいわれますよね」と思ったみなさん。なぜ清潔感が大事だといわれているか知っていますか?
女性にとって重要なのは、自身の身体を守り、赤ちゃんを守ること。そのため、不潔な人は「自分に持ってないウイルスを持っている危険人物!」と本能的に警戒されてしまうのです。
清潔にしていると思っていても、歯や爪や毛など細かな部分はどうでしょうか。ぜひご自身の行動を振り返るきっかけにしてみてくださいね。
ポイント3.自己開示する
そして3つめ。もしかしたら、質問者さんが苦手としていた部分かもしれません。「自己開示」です。人は自己開示をすることでそれを話した相手に好意を持ちます。好意とは、恋人という観点だけでなく、友人関係や人としてという観点でも持つものです。
自己開示した方が好意を持つということは、相手に開示してもらうのが重要ということです。相手に自己開示をしてもらうためには、当然自分が開示する必要があります。ぜひ心の距離を縮めるためのコミュニケーションをとってみましょう。すべては練習あるのみです!