2019年に公開された映画『HiGH&LOW THE WORST』の金髪ロン毛、青いサングラスの爆イケビジュアルで大反響を呼んだ小田島有剣役が記憶に新しい、俳優・塩野瑛久(しおの・あきひさ)さん。
その後もドラマ『来世ではちゃんとします』(テレビ東京)で内田理央さんのセフレ役で過激なシーンを熱演するなど、昔の少女マンガに出てくるような美しい顔立ちとあふれる色気で世の女性たちを虜にしています。
そんな塩野さんが、なんとby themに登場!10月25日(日)からスタートするドラマ『僕らは恋がヘタすぎる』(ABCテレビ)でのメガネ男子・歩役のことや大人の恋愛について、そして読者からの恋愛相談にも答えていただきました!クールビューティ・塩野さんの恋のアドバイスとは?
歩は、大人になっても恋が「ヘタすぎる」
by them編集部(以下、編集部):いよいよ注目のドラマ『僕らは恋がヘタすぎる』(ABCテレビ)が10月25日(日)から放送スタートします。原作は橘えいこさんの1200万DL突破の大人気電子コミックということで注目度も高いですよね。恋に不器用な大人の男女4人の姿を描いていますが、塩野さんの役どころは“影アリのチャラ男”一之瀬歩。色気たっぷりのメガネ男子ですが…。
塩野瑛久さん(以下、塩野):タイトルにあるとおり、恋がヘタすぎる男女4人の物語で、僕が演じる歩は4人の中で一番大人に見えるんですけど、友達思いで、人のことを考えすぎて、自分のことをおろそかにしがちな男です。人のことを思いやるがゆえに、自分のことを大事にできない歩には過去があって、どうしてそういうふうになってしまったのか、その理由についてはぜひ観ていただければと思います。
すごくリアルな人間模様を描いているので、共感していただけると思いますし、現代社会における人の精神状態も描かれているので、すごく考えさせられる作品です。
編集部:歩のリアルな男性像を演じるうえで、意識していたことはありますか?
塩野:役作りをするうえで、僕はその人物の姿勢とかしゃべり方、歩き方を作っていて、それで自然とその役になれるという部分があります。あと今回は少女マンガが原作なので、普段の日常会話ではいわないセリフもあったんですけど、セリフをいかに決めすぎずに、さらっといえるか、は意識していました。セリフをセリフとしていわずに、話す間とかスピード感に気をつけて演じています。
編集部:撮影の思い出も教えてください。
塩野:撮影はスタッフさん含めてとてもいいチームで、特にキャストの4人は意気投合していたんですが、クランクアップの日に僕と主演の川島海荷さんが先に撮り終わって、白洲迅くんと浅川梨奈さんのシーンの撮影が最後だったんです。
そのシーンを僕と川島さんとでサプライズで観に行ったんです。そのとき、川島さんがすごく楽しそうにうきうきしていて、それを見て、「あ、この作品間違いないな」って思いました。主演が一番楽しそうで、キラキラした笑顔で最後を迎えられてよかったなあと。いい現場だったなと思えた瞬間でした。
編集部:等身大の男女の姿を描いているので、演じているキャストのみなさんも、共感しながら演じていたのかな?と思いました。
塩野:そうですね。僕はいいたいことはいってしまうタイプなんですけど、それができない女の子と、思ったことをはっきりいいすぎてしまう男の子、どっちの気持ちにも共感してもらえるんじゃないかなと思います。ぜひ観てください!