こんにちは。潜在能力を引き出し、なりたい自分になるトレーニングプログラム「ほめ日記」創設者の手塚千砂子です。
雨の多い時期は、気圧が低くなることで、気持が落ち込みやすくなったり、体に痛みが出たりしがちですね。
大自然の一部である私たちが、心もカラダも気象の影響を受けるのは仕方がないことです。
スカッと晴れやかな気持ちにならなくても、テキパキと体が動かなくても、そんな自分を優しく受けとめてあげましょう。
先日、「疲れる自分が嫌いだった」という方にお会いしました。疲れたときは、疲れた自分に文句をいわず、「お疲れさま、きょうも頑張ったね」とねぎらってあげるといいですね。
自分の体を無視、または体に文句をいっているときと、体に感謝を伝えているときの感覚の違いは歴然としています。
今回は、「職場の人間関係に悩んでいる」というルミさんからのご相談にお答えします。
ルミさんからの質問
最近、職場の人間関係がうまくいかず悩んでいます。私はこれまであまり人間関係で悩むことがなかったので、どうしたらいいのかわからないでいます。
“ふたり職場”で仕事をしているのに、その相手の方と会話が少なく、ほとんど沈黙です。 私は大きな声で挨拶をするのですが 彼女はボソボソというだけだし、「これしましょうか?」と聞くと「そんなんいわないでして~」とか「好きにして~」とか、投げやりな言い方をされます。きつい言葉も返ってきます。
私が何か気にさわることをいったりしたりしているのかなと思ったり、 私と仕事するのが嫌なのかな、私が辞めたら彼女は楽しく仕事できるのかな、と毎日思ってます。
でも、少し話ができたときは、「この人優しい人なんや~」って思います(私って単純ですね)。彼女のいいところもたくさん見えてます。でも やっぱりきつい言葉は怖いです。先生、よろしくお願いします。
「自分が悪い」と責めないで
ふたり職場で、相手の方と気まずいと、毎日が辛いですね。確かに、ふたりの職場というのは悩みが起きやすいのですよね。
私が思うに、相手の方のぼそぼそとした挨拶や、投げやりな言葉やきつい言葉はあなたのせいではなく、その方の普段の話し方なのだと思います。
もしかして、その方の家庭環境に何かネガティブになる要因があって、日常的に投げやりな言い方をしているのかもしれません。口のきき方は環境に影響されるものです。また、その方は人間関係を作るのが苦手なタイプなのかもしれませんね。
「私が何か悪いことを言ったのかしら」と考え過ぎないようにしましょう。自分を責めたり否定的に思ったりすると、自分を追い詰めてしまい、よいことは何もありません。相手の方にも、ルミさんのそうしたマイナス感情が伝わって、ますます気まずい関係になってしまうと思います。
仕事中は、目の前のことに集中し、相手の方にとらわれすぎないように、気持ちを切り替える力をつけるといいですね。自分の気持ちを優しく受けとめ、共感しながら、上手に切り替えましょう。「ほめ日記」を書いていると、切り替え力がついてきますよ。
相手の方と少し話しをしてみたら優しさを感じたのですね。この方は、根は優しい人なのだと思います。今度、彼女のいいところが見えたら、そこをほめてあげたらどうでしょう。少しずつよい関係をつくれていけるのではないかと思いますよ。
「ほめ日記」を書いているあなたはきっと、自分や他の人のプラス面を見ることができる方だと思います。
心を暗くしないように、いままで通りの自分を保つようにしましょう。「ほめ日記」もお続けくださいね。気持ちがお楽になることをお祈りしています。
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