こんにちは。メルマガ「【HSPの教科書】HSPアドバイザーが教えるHSPの生き方・働き方&質問回答集」の著者で、HSPアドバイザーのRyotaです。
「HSP(Highly Sensitive Person)」とは、生まれつき感受性が強く、人一倍繊細で、よくも悪くもまわりの影響を受けやすい気質・性質を持つ人のことをいいます。
今回は私のメルマガから、HSPさんの恋愛で「穏やかな恋をするための話」をしたいと思います。
HSPの恋愛3ポイント
恋愛は刺激的。興奮するものだし、不安感が強いもの。それは友達以上に深い人間関係であり、身体に触れるスキンシップが多いため。依存的な関係だからです。
- ※人によってはスキンシップが少ないなどもあります。そのあたりは個人差もあるのでご了承ください。
さて、私はHSPさんに「疲れない恋愛」をおすすめしています。
刺激的な恋愛は穏やかではありません。ドキドキ感があるものの、ドラマや映画の中で疑似的に体験するから面白いもの。当事者になると毎日眠れなくなったり、仕事が手につかなくなったりします。
若いころならともかく、社会に出てからそうした恋をしては疲れてしまうでしょう。
そこで、疲れない恋愛をするために、以下の3つのポイントを知っておきましょう。
- 疲れない
- 疑問がない
- 無理がない
この3つは相性ともかかわってきます。
1.疲れない
肉体的に疲れない、精神的に疲れない。両面から来るものです。
もちろん、人と接する以上ある程度は疲れます。でも一緒にいて緩やかにしか疲れない方っていますよね。そういう方は思考が似ている、または相手のことを考えられるタイプです。
例えば四六時中ベタベタしたい人がいます。それが悪いのではなく、そういうタイプということです。ちなみに私もどちらかといえば手はつなぎたい方だし、触れていたい方です。
それに対して、手をつなぎたくない、ドライでいたい、という相手だったら…甘えが満たせず疲れるでしょう。嫌われているのかな?などと想像するかと思います。
お互いがお互いの時間を大切にしているのも疲れないポイントになりますよね。一緒にいて疲れない相手かどうかを考えてみましょう。
2.疑問がない
試すような行動を取ってこないかどうか、です。
秘密を持っているのは構いませんが、それをわざと「相手に伝えて心をざわつかせる」とか。あなたの嫌がる行動を取り嫉妬させるとか。
「なんでそんなことをするんだろう?」と思えば思うほど疲れます。それは不安感になり、あなたの頭から離れなくなるでしょう。毎日が不安なくらいなら、別れた方がいいかな?と思うのも心情です。
過去に嫌なことがあったから手をつなげないとしましょう。その内容が明確でなくても「そういうことがあったから、手をつなげないんだな」とわかれば安心できますよね。
このように相手に対して疑問が次々わいてこないか、考えてみましょう。
3.無理がない
これは連絡頻度などがわかりやすいです。
相手が連絡を取りたい人として、あなたが連絡はほどほどとします。どちらかが無理をして「我慢するか、連絡をし続けるか」となるでしょう。毎日のことだと疲れます。
お互いが1日1回の連絡で大丈夫であれば、無理がありません。負担もありません。さらにいえば、安心感も獲得できます。
同じように、食事の相性も大切なんです。
食事の相性が違えば、どちらかが我慢することになるでしょう。食事は1日3回することです。旅行ならせいぜい半年に1回ほどなので、我慢できる可能性は高いです。
連絡頻度や食事の相性など、日常的なことで無理がないかどうかを考えてみましょう。
2021年5月に、HSPさんの仕事や恋愛、結婚、日常生活のお悩みに答え、心がラクになるメソッドを収録した『まわりに気を使いすぎなあなたが自分のために生きられる本』(KADOKAWA)を出版しました。繊細で傷つきやすく、疲れやすいな…と感じているかたは、ぜひチェックしてみてくださいね!
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