こんにちは、椎名です。突然ですが、直したいと思っているのになかなか直せないでいる癖はありますか?
座る時に足を組むとか、気づくとつい腕組みしてしまうとか、会話の頭に「あ、」とつけてから話し始めてしまうとか。僕にも幼少期からどうしても直せない“爪”に関する癖があります。
今回は僕の「爪を削り、はがしてしまう」という癖と、コンプレックスである短い爪についてお話しします。
幼少期から始まった「爪を噛む癖」
僕には幼少期のころから小学校高学年くらいまで、爪を噛む癖がありました。
慢性的に爪を噛んでしまう癖は咬爪症(こうそうしょう)と呼ばれていて、小児や児童によくみられると言われています。子どもに多い癖ですが、成人後にも続くこともあるそうです。(参考:一二三堂薬局)
原因は周囲の環境の変化やストレスで起こるとされていますが、必ずしもそうではなく、特に原因なく起きてしまう場合もあるようです。
生活のなかで物に触れることの多い指先には細菌やウイルスが付着しているため、口を直接指先に触れさせる咬爪症は衛生面のデメリットもあります。
爪を噛む癖は本人以外からは幼く見えてしまう印象がありますが、実際は爪を噛む癖自体と本人の知能や精神疾患の有無は関係ないそうです。
とはいえ、ないに越したことはないので、僕が小学校にあがるころに親からは爪を噛む癖を直すようよく注意されていました。
しかし思うように直すことができず、小学校では同級生に咬爪症をからかわれてしまい、それがショックでなんとか直そうとして、卒業するころには爪を噛むことはほとんどなくなりました。
しかしその代わりに、今度は爪を別の指の爪でガリガリと削ったり剥がしたりするようになってしまったのです。
これが冒頭で書かせていただいた僕の癖で、当時から30代に入ったいまでも完全に直すことができていません。
どうやって爪を削り、剥がしてしまうのか
まずはどうやって削ったり剥がしているのかお話しします。少々痛々しい話なので、苦手な方は読み飛ばしてくださいね。
咬爪症など爪に関するクセには特定の指だけという場合もあるそうですが、僕の場合は左手・右手問いません。
親指でほかの指の爪先の白い部分をガリガリと引っ掻くようにすると、少しずつ爪が削れていきます。それを繰り返していると、爪の断面が削れてギザギザになりそこから切れ目が入ります。
そこから横方向に割くようにして剥がします。削ったり切れ目が入るところまでは、ほぼほぼ無意識です。
癖が出てしまう状況は(これも僕の場合ですが…)、不安なときや焦っているとき、過集中になっているときが多いように感じます。
過集中は研修等の座学や映画館で映画を観ているときのような、視覚と聴覚に意識を集中しているときになりやすく、こちらも無意識の場合がほとんどです。