20歳年上の夫と、高1マイペース息子と3人暮らしのアラフィフ主婦ライター、塩辛いか乃です。
自己紹介ですでにおわかりかと思いますが、わが家はいわゆる「歳の差夫婦」です。さほど珍しくはなくなってきたとは思いますが、やはり周りに話すと驚かれます。
今回は、そんなわが家の「歳の差夫婦のリアル」についてお話しします。
「父業」と「じいじ業」を兼任する夫
わたしが32歳、夫が52歳のときに結婚し、今年で結婚17年。夫は再婚で、前妻との間に2人の息子がいます。高1になるわたしとの息子を含めると、夫は3人の子持ちです。
さらに、その前妻との間の息子たちはとっくの昔に成人していて、2人とも既婚。長男に2人、次男に1人、それぞれ子どもがいます。つまり夫には、孫も3人います。
ということで、夫は現在「父業」と「じいじ業」を兼任している状態です。
石田純一ファミリーほどではないですが、ただの歳の差夫婦だったはずが、子どもが生まれ、家族が増えるごとに複雑になっています。
わたしは、20歳差がある夫より、夫の前妻との息子たちのほうが年齢が近く、さらにわたしと夫の息子と夫の孫は、年の離れた兄弟のよう。
異母兄弟に子どもが生まれたので、うちの息子は図らずともすでに「叔父」の称号を得てしまい、何が何だかわからない感じが逆に新鮮で楽しいです。
前妻の子どもたちとよい関係
「前妻との子ども」と聞くと、後妻のわたしとはバチバチと火花が散って連絡も取らないような印象を受けるかもしれませんが、わが家の場合は息子たちと交流があり、息子たちが結婚したいまでは、家族ぐるみでお付き合いがあります。
わたしからすると前妻の息子は他人ですが、夫からすればどちらの子どもも大事な実子。自分が亡くなった後も、お互いの息子同士で交流が持てたら…という考えもあったようで、夫はわたしと結婚後から積極的に息子たちを家に招いていました。
夫と結婚するにあたり、わたしがその息子たちと対面したときには、すでに大人になっていたため、よく想像されるような「子どもがなつかない」などの問題は一切ありませんでした。
彼らはすでに大人だったので、自分の父親が再婚することについてある程度納得をしているようで、わたしにも普通に接してくれました。
わたしは他人ですが、夫にとっては大事な息子たち。どのように接すればよいかなと戸惑いましたが、あっさりライトに接するほうがよいと判断して、いまは「親戚のひとり」という感じで接しています。