2024年も残すところあと少し。みなさんにとって今年は、どのような1年になりましたか?
Webメディア「by them」では、パートナーと円満な関係を築くための方法や、当事者の声を集めた「LGBTQ」「ジェンダー」などのテーマから、気軽に読める小説「ショートショート」、さらに現地滞在者から見た海外を深掘りしたり、業務スーパーや百均のマニアおすすめ商品なども発信してきました。
きょうは、そのなかでも特に読者さまからの反響が大きかった記事をピックアップ!年明けまでのゆっくりとした時間に、ぜひ読んでみてくださいね。
第3位.我が家の駐車場を勝手に使う隣人
第3位にランクインしたのは、『我が家の駐車場を勝手に使う隣人。驚きの言い訳と成敗した方法【トラブル事例】』。
こちらの記事は、お隣さんが無断で車を停めていることに気づいた女性の経験談をご紹介した記事です。
「モヤモヤはするけれど、数回なら」と見逃していた女性ですが、そんな女性に漬け込んだのか、無断駐車は長く続き、夕方まで何時間も動かない日もあったそうで…。
さすがに放置できないと思った女性は、夫とふたりでお隣さんに注意しに行きました。
どう注意したのか?そして、「驚きの言い訳」や「成敗方法」とは?駐車場を借りている方なら、いつ起こってもおかしくないこのトラブル。対策をチェックしておくと安心かもしれません。
第2位.カナダで日本人2人が“難民”と認定
第2位にランクインしたのは、『カナダで日本人2人が“難民”と認定。他国から「迫害に根拠がある恐怖」と認められた酷すぎる日本の実情』。
日本では、同性同士の婚姻は法的に認められていません。先進国とされるG7の加盟諸国のなかで、同性婚やそれに準ずる法整備がなされていないのは、なんと日本だけ。
そんな日本人の同性カップル・ハナさんとエリさんを、昨年2023年秋、カナダ政府の移民難民委員会は「難民」として認定しました。(参考:朝日新聞)
ハナさんとエリさんは自治体のパートナーシップ制度を利用していましたが、前述のとおり日本では国として同性婚やパートナーとしての法的な保護を受けることはできません。
そのうえ、職場や地域社会においても、ふたりは差別を受けていました。
そこでふたりは、日本よりも国や社会としてLGBTQ+当事者が守られているカナダへ移ることにしたそうです。
その際、ハナさんが取得できるビザが滞在期限のある学生ビザだったため、難民申請をするに至りました。
ふたりは日本での法整備の状況や、これまで日本でふたりが受けてきた様々な差別について、200ページを越える資料を作成し提出。その後面接や公聴会を経て、難民として認定されました。
認定に至る判断理由は、職場や社会のなかで性的指向を隠さなければならないことや、女性として受けてきたセクハラ。
国として同性婚やそれに順ずる制度などでLGBTQ+当事者が法的な保護を受けることもできず、当事者の人権が十分に守られていないこと。
日本全体で見ても、家父長制の考えが未だ根強い現状もあり、それらは国内のほかの地域に移ったとしても差別やハラスメントを受ける可能性があり、同性愛者や女性として差別やハラスメントといった困難から逃れることができないことなどが判断理由として認められました。
日本も国として、真摯にLGBTQ+当事者に向き合ってほしい。いつまでも目を逸らしていないで、私たちの権利と人権についてしっかりと目を向けてほしい。
LGBTQ当事者の切実な願いが綴られた記事は、こちらからチェックしてください。
韓国では食べられない「意外な食べ物」
第1位に輝いたのは、『日本が羨ましい!韓国では食べられないけど日本では身近な「意外な食べ物」3選』。
こちらの記事は、在韓生活6年目で日本語教師や翻訳の仕事をしているHAZUKIさんによる「あれが食べたい!でも韓国には売っていない!」という日本のものをご紹介した記事。
「プリン」と聞いて、何を思い浮かべますか?牛乳と卵で作られたあのデザートを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、韓国人夫に「プリンを買ってきて」と頼んだHAZUKIさんに手渡されたのは、果物がたくさん入った透明のプルプルな「ゼリー」だったそうです。そう、韓国にはあのプリンはあまり売られていないんだとか。
韓国人に「日本に行ったらなにをしたい?」と聞けば、「自分が好きなプリンを選んで食べたい!」と話す人も多いほど韓国では、プリンは珍しい存在なんだとか。
記事内ではほかにも、韓国では食べられないけど日本では身近な意外な食べ物をご紹介しています。ぜひチェックしてくださいね!
みなさんの記憶に残っている記事はありましたか?2025年も、みなさんにとってよい1年になりますように!
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