連絡手段、定期券、Google Map…スマホがあればたいていのことができる現代。SNSなども発達してきて、すっかり「なければ困るもの」になりました。
そんな令和の時代のママ・パパは、子どもにいつからスマホを持たせるか悩んでしまいますよね。
我が子がクラスの話題についていけなかったらかわいそうだけど、インターネットの怖さを知らないうちに持たせるのは何か事件に巻き込まれそうで不安という人も多いのではないでしょうか?
そこで今回ご紹介するのは、「ママソレ」が小学生・中学生・高校生別の保護者200名を対象に実施した、「子どものスマホ」に関するアンケート調査。初めてスマホを持った年齢から利用時間、利用料金、各家庭ごとの利用ルールを参考にしてみましょう!
何歳からスマホを持たせた?
まずは、子どもに何歳からスマホを持たせたかという質問。
小学校低学年からが25.1%ともっとも高く、4人に1人の子どもが小学校低学年でスマホを持っていることになります。
中学生以上で持たせた家庭は21.1%という結果から、約8割のご家庭で小学校卒業までにスマホを持たせていることがわかります。
- 小学校入学前から11.6%
- 小学校低学年から25.1%
- 小学校中学年から19.1%
- 小学校高学年から23.1%
- 中学生から16.1%
- 高校生から5.0%
子どもの1日あたりのスマホの利用時間は?
小学生から高校生までの子どもの1日あたりのスマホの利用時間については、1時間~2時間が約4割ともっとも多くなっています。
- 30分未満19.6%
- 30分以上~1時間未満20.6%
- 1時間以上~2時間未満39.2%
- 3時間以上~4時間未満13.1%
- 4時間以上7.5%
1カ月あたりの子どものスマホの利用料金
小学生から高校生までの1カ月あたりの子どものスマホの利用料金については、3000円未満が約6割、3000円以上が約4割でした。
- 3,000円未満62.6%
- 3,000円以上30.3%
- 5,000円以上7.1%
どんなルールを決めた?
小学生から高校生までの子どものスマホに関するルールについては、「スマホの使用時間を制限している」が23.4%、「アプリやコンテンツの制限をしている」が22.5%と高くなっています。
- スマホの使用時間を制限している23.4%
- 利用できる時間帯を決めている17.8%
- アプリやコンテンツの制限をしている22.5%
- 課金が必要な際は相談させている16.8%
- 自室に持ち込まない6.6%
- 連絡先の交換は親に確認してから8.4%
- ルールはない2.9%
- そのほか(自由記述)1.6%
子どもはスマホで何してる?
高校生も中学生と同じく、「音楽や動画の視聴」が23.3%ともっとも高くなっています。
続いて「SNS」と「連絡手段」が20.0%と同じ割合でした。
- ゲーム14.2%
- 学習7.5%
- SNS20.0%
- 音楽や動画の視聴23.3%
- 連絡手段20.0%
- ネットサーフィン10.8%
- 本やマンガ4.2%
- そのほか(自由記述)0.0%
スマホを持つことで子どもにどんな影響があった?
小学生から高校生の子どもがスマホを持つことの影響については、「子どもと連絡を取りやすくなった」や「GPSで居場所が確認できるようになった」「勉強に活用できるようになった」などのメリットが7割を超えました。
一方、「スマートフォンに依存するようになった」や「睡眠不足や視力低下がみられた」などのデメリットが約3割に上ることがわかりました。
- 子どもと連絡を取りやすくなった34.2%
- GPSで居場所が確認できるようになった22.3%
- ネットリテラシーが身についた5.1%
- 勉強に活用できるようになった10.4%
- スマートフォンに依存するようになった17.5%
- 睡眠不足や視力の低下がみられた8.7%
- ゲームなどに課金してしまった1.5%
- SNSのトラブルに巻き込まれた0.0%
- そのほか(自由記述)0.2%
ネットリテラシーを教えることを忘れずに
各家庭でさまざまな工夫をしていることがわかりましたね。
子どもにスマホを持たせる際は、ただルールを作るのではなく、なぜルールを設けるのか、インターネットにはどのような危険があるのかなども説明したいもの。
インターネット上におけるトラブルに巻き込まれないように、インターネット・リテラシーを教えることも忘れずにしましょう。
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