整理収納作業をはじめ、イベントやセミナーの講演やキッチンショールームでの収納コーディネートなどを行なっている整理収納アドバイザーの岩佐です。
年末年始に、家のなかのモノの整理を考えたという方も多いのではないでしょうか?
定期的にモノの整理をしているのにすぐにモノが増えたり、散らかったりしてしまうお宅もあるかもしれません。
今回は、片づかない家に必ずあるものをご紹介します。さらに、そのモノたちとどう向き合っていけばよいのかも解説するので最後までチェックしてくださいね。
家のなかにすぐ溜まっていくモノには要注意!
今回、片づかない家に必ずあるモノを紹介しますが、これらのモノを持ってはいけないというわけではないことを最初にお伝えしておきます。
しかし、これから紹介するモノは家のなかで溜まりやすく、片づかない家の原因に繋がりますので持ち方に注意が必要です。
それではこれから片づかない家にあるモノを紹介し、どう対策していくかを解説します。
パンフレットやカタログ
片づかない家によくあるのが、パンフレットやカタログです。
どこかに行くたびにパンフレットをもらって帰ってくる、通販カタログが頻繁に家に届きどんどん溜まっていくという方はいませんか?
家のなかに入ってくる頻度が高ければ、モノの整理をする頻度もおのずと高くなります。パンフレットは本当に必要と感じたものだけを持ち帰り、情報を仕入れたらすぐに手放すようにするのがおすすめです。
通販カタログは、いまはデジタル(インターネット)でカタログを見ることができます。
カタログ送付を停止することもできますので、家のなかに紙類が入ってこないように意識していくとよいでしょう。これによりモノの整理の頻度も低くなります。
紙袋
片づかない家には、紙袋も多いのが特徴です。紙袋は持つ量を決めて収納しておきましょう。
最近は紙袋専用の収納用品も売られているので、活用するのもおすすめです。
また、現状家のなかにたくさんあれば店頭で断る勇気ももってみてください。
過去の取り扱い説明書
みなさんは、取り扱い説明書をどのように管理していますか?
最近はデジタルで管理されている方もいますが、まだまだアナログで管理したい方も多いでしょう。私もそのタイプです。
片づかない家には、過去のもう使っていない家電等の取説をよく見かけます。モノ自体は使わないので、その取説も必要ありません。いま使っているモノの取説だけを残し、使っていないモノの取説は処分しましょう。
試供品
片づかない家には、街で配っているサンプル品や化粧品の試供品もたくさんあることが多いです。
いつか使うだろう、いつか旅行で必要になるかもしれないという理由でもらってしまうという方も多いでしょう。
全く持たないという厳しいルールを決めなくとも、自分で使える量だけ持っておくというルール決めが必要です。
いつ貰ったのかわからない試供品は、使う旬の時期を逃していることになるので、持ちすぎ注意です。
割り箸やスプーン
最近はレジ袋が有料化になったことでエコバッグを持ち歩く方も増えて、レジ袋がたくさん溜まっているお宅は減ってきた気がします。
しかし、コンビニなどで割り箸やスプーンを毎回もらっている方はいませんか?その都度もらっていれば一気にあふれていきます。
割り箸やスプーンはカトラリートレーなどに入れて、そのスペースに収まる数だけを持つのがおすすめです。
いますでにたくさんあれば、当分もらう必要はありません。レジ前でお断りして、いまある量を減らしていきましょう。