生理中、なんだかイライラして彼氏に冷めてしまう。そんな経験ありませんか?その症状、PMSが原因かもしれません。
今回は生理中実際に彼氏に冷めてしまったという女性3人のエピソードを、彼氏に冷めないようにするための5つの対策を紹介します。
これを読めば、生理中でも彼氏とラブラブで言えるための方法がわかるようになりますよ!
生理中、彼氏に冷める原因とは?
生理中、あんなに大好きだったはずの彼氏に、なんだか急に冷めてしまった…そんな経験ありませんか?
生理中はホルモンバランスの変化により、気分が落ち込みやすくなったり、不安やイライラを感じやすくなったりします。
その結果、彼氏への愛情にも変化が現れてきてしまうのです。彼氏へのイライラが募って、八つ当たりしてしまうこともありますよね。
PMSの症状を和らげるためには、食生活に気を使ったり、カフェインやアルコールの摂取を控えたり、症状によっては病院に足を運んだりとさまざまな対処法が効果的です。(参考記事:岡村産科婦人科公式HP)
ホルモンバランスの変化を理解し、生理中は心地の良い距離感で彼氏と付き合うことがおすすめですよ。
生理中、彼氏に冷めてしまった3人の女性のエピソード
生理中に彼氏に冷めてしまう原因の多くが、PMSの症状です。
ここからは、生理中彼氏に冷めてしまったという3人の女性のエピソードを紹介します。どの女性もPMSや生理中の体調の悪さに悩まされていました。
具合が悪いのにスキンシップを求めてくる彼氏にうんざり
「デートの予定とデートが重なってしまい、痛み止めを飲んでデートに行ったのですが、なかなか体調がすぐれず…。そんなとき、彼がいつものようにスキンシップをとってくるのが嫌で嫌でたまりませんでした。人前で腰を抱いたり頭を撫でたりしてくる人なんですが、触られるのが気持ち悪いとまで思ってしまったんです」
そう話してくれたのは、Mさん(26歳)。生理ではない日は何とも思わないスキンシップも、生理中はどうしてもストレスに感じてしまうと言います。
「だからデートと生理が被らないよう気をつけてたんですけど、必ずしも予定日通りに来るわけじゃないじゃないですか。その日のデートはずっとイライラしっぱなしでした。で、彼に『きょう機嫌悪いね、どうしたの?』って聞かれたので『生理なんだよね』って言ったら、『あ~残念だね』って言われたんです。その瞬間、彼への愛がすっかり冷めてしまいました」
もしかしたら彼氏は、『デートが思うように楽しめなくて残念だね』と心配して言ったのかもしれません。
しかし生理中の具合の悪さで気分も落ち込んでいるMさんに対して、彼氏の言葉はかなり無責任に聞こえてしまったそうです。
「生理でスキンシップ取れないのが残念なの?って思ったんです。それを正直に言ったら、そんなこと思ってないって言われたんですが、なんかもう無理になっちゃって…そこからどう頑張っても愛情が戻ってこなくて、1カ月後に別れました」
生理中はいつも以上に気持ちが繊細になっています。
相手がたとえそう思っていなかったとしても、些細な言葉が愛を冷ますきっかけになってしまうのかもしれません。
普段より嫌なところが目について冷めてしまった
「普段から『テーブルのうえにゴミを放置する人だな』『脱いだ服を片付けないよな』とか、気になるところはありました。でも生理中はそこがさらに気になってしまって…」
そう話してくれたのは、Eさん(28歳)です。以前同棲していた彼と、生理中の些細な出来事がきっかけでお別れすることになったと言います。
「生理前のある日、『いい加減ゴミとか、脱いだ服とか自分で片づけてね』って話してたんです。結構軽いノリって言うか、怒っているわけではなく、話のなかで注意した感じでした。彼も『つい忘れちゃうけど、頑張る!』って明るく言ってくれてたんです。でも生理2日目、生理痛がひどすぎて仕事から残業せずに帰ってきた日、テーブルのうえに彼氏が朝食べた菓子パンの袋と、ソファーのうえに脱いだままのパジャマが散らばっていたんです。それで、『あ、もうこの人のこと嫌い!』とまで思ってしまいました」
それから彼氏が帰ってきて、Eさんは感情的に怒ってしまったんだそう。
「『何度言ったらわかるの!』って、かなりヒステリックに怒ってしまいました。後から思い返せば、些細なことであんなに怒るなんて…彼に本当に申し訳なかったなと思います。彼は謝ってくれてたんですが、それも嘘に聞こえてしまって、信じられなくて、その翌月に同棲を解消し別れました」
生理中は、普段以上に嫌なところが目につき、イライラしやすくなります。彼氏に我慢していることがあれば、爆発してしまうかもしれません。
彼氏の優しさがうっとうしく、そんな自分にもイライラする
「私の彼氏は生理への理解がある人で、バッグにはいつも痛み止めを入れておいてくれるし、頼めば生理用のナプキンだって買いに行ってくれます。PMS症状の対策についても自分なりに調べたらしく、バランスのよい食事を用意してくれたり、軽い運動に誘ってくれたりもします」
そんな彼氏にも、最近冷め始めているというKさん(29歳)。
「彼氏の優しさが、生理中はうっとうしく感じるんです。体調を気にして話しかけられるのも、お腹が痛いときにお腹をさすってくれるのも、なんだか全部嫌なんです。押しつけがましく感じるというか…本当にひどいですよね。そんなひどい自分にもイライラしてしまって、このまま彼氏と一緒にいても、彼氏を傷つけるだけなんじゃないかと思うと…だんだん愛情が冷めてきてしまいました」
Kさんはまだ別れておらず、いまでも彼氏と付き合っていると言いますが、いつ自分が別れを切り出してしまうかが怖くてたまらないと言います。
「生理が終わるたびに、今回も感情的になって『別れよう』って言わなくてよかった、ってホッとするんです。嫌いなわけじゃないのに、生理中のイライラでどんどん愛は冷めていくから、自分の本当の気持ちがわかりません…」
生理中でも彼氏とラブラブでいたい!冷めないための対策5選
生理中のPMSの症状が原因で、大好きな彼氏への気持ちが冷めてしまうなんて、できれば避けたいですよね。
生理中でも彼氏への愛を冷まさず、これからもラブラブでいるために、試してほしい対策が5つあります。
さっそく紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。
彼氏に会わないようにする
生理中に彼氏に会うと、どうしても仕草が気に障ったり、嫌なところが目についたりしてしまいます。
そのため、いっそのこと、生理中は彼氏に会わないようにするのがおすすめです。
もしも彼氏とのデートの約束が入っていたら別の日に変えてもらいましょう。思いやりのある彼氏なら、快く応じてくれるはずです。
生理中に彼氏に会わないようにするだけで、気持ちが冷める可能性を大きく減らすことができますよ。
PMSだから、と納得する
自分の心の動きに対し、「これはPMSの症状だから仕方ない」と納得するようにしましょう。
避けられない理由があるとわかると、イライラとうまく付き合いやすくなります。
また納得することで、万が一彼氏にイライラしても「いつもより気になっちゃうだけだよね」と言い聞かせることができますよ。
普段より気持ちが冷めにくくなるなるテクニックなので、実践してみてくださいね。
彼氏にPMSを説明する
彼氏にPMSの症状を説明し、普段よりイライラしやすいことを理解してもらいましょう。
彼氏のほうも、いつも以上に振る舞いに気をつけてくれるかもしれません。
また、PMSの症状中はイライラして彼氏に八つ当たりすることも多くなってしまいますよね。
説明しておけば、イライラしないように、彼氏のほうからそっと距離を置いてくれる可能性もありますよ。
お互いが心地よく過ごせるよう、まずはPMSの症状を話してみましょう。
「してほしくないこと」を正直に言う
生理中にどんなことをされたら嫌なのか、彼氏に正直に打ち明けてみましょう。
彼氏は「普段は嫌がらないから、生理中も大丈夫だと思った」と感じているはず。しっかり言葉で伝えることで、彼氏も理解ある行動をしてくれるようになりますよ。
なお、してほしくないことがとにかく多すぎて彼氏に負担をかけてしまいそうなら、先述した通り「会わない」という選択を取るのが無難。
その際は「何をされてもイライラしちゃいそうだから、生理中はLINEで連絡を取り合うだけにしよう」と、正直に理由を伝えてくださいね。
気分が明るくなることを積極的にする
生理中は気分が落ち込みやすいです。積極的に、自分の気持ちが明るくなることを試してみましょう。
軽い運動を取り入れるのもおすすめ。軽い運動は、PMSの症状に効果が期待できると言われています。(参考記事:岡村産科婦人科公式HP)
ついストレスをため込んでしまいがちで、鬱々とした気持ちになる生理中だからこそ、いつも以上に自分の心をいたわってあげてくださいね。
彼氏への気持ちを冷まさないように
生理中、彼氏への気持ちが冷めてしまうのは、PMSの症状が大きな原因として挙げられます。
そのためホルモンバランスの変化をうまく理解することが、彼氏への気持ちを冷めないようにするための第一歩と言えるでしょう。
また自分一人で抱えず、彼氏にもPMSの症状を伝えてみるのがおすすめです。
彼氏の理解が得られれば、これまでつらかった生理期間中も、いままでより楽に過ごせるようになるかもしれません。
なお、症状が重い場合は病院で相談することが大切です。我慢せず、自分の体と心と向き合ってあげてくださいね。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。