この時期から特に気になってくるのが、自分や他人の「ニオイ」ではないでしょうか?
ニオイが原因で周囲の人を不快にしてしまう「スメハラ(スメルハラスメント)」という言葉もあるほど、他人のニオイに悩んでいる人も多いようで、全員が気をつけたいところ。
今回は、株式会社しんげんが女性200人を対象に実施した「ニオイに関するアンケート」の結果をもとに、不快に感じたことがある場所や気になるニオイ、やっているニオイ対策についてご紹介します!
他人の臭いが不快に感じたことがある場所は?
他人のニオイを不快に感じたことがある場所として、最も多く挙がったのが「電車(74%)」でした。
次いで「オフィス・勤務先(44.5%)」「エレベーター(41%)」という結果に。
電車では不特定多数の人と隣に座ったり、立っているときに密着するシーンもあるので、それだけ不快な臭いを感じる機会も多くなりそうですね。
うわ、臭っ!みんなはどんなニオイが気になる?
7位:頭皮の臭い
「暑い日に近づいたときの頭皮の匂い」(30代/女性)
「社交ダンス教室でペアになって練習したとき、お相手の方が何日も髪の毛を洗っていないようできつい頭皮の臭いがしました」(50代/女性)
6位:生乾きの臭い
「職場の現場作業員の人の作業着から雑巾臭がして、社内でも問題になった」(30代/女性)
「電車で生乾き臭が強いひとがよくいる」(20代/女性)
「近距離での業務や食事を共にする同僚の衣類の臭いがとても不快だったこと。若い女性の方だったので、指摘しづらかったことがあります」(50代/女性)
5位:脇の臭い
「お店の方にご飯を提供されたときの脇の臭い」(40代/女性)
「いつも利用しているスーパーに買い物に行った際、そこの店長が近くにいると、脇の臭いがすごくしました。何回行っても、行くたびに臭いました」(50代/女性)
「電車で隣に立っていた人が、ワキガの臭いがぷんぷんして吐きそうだった」(20代女性)
4位:加齢臭
「バスに乗っていたとき。ほぼ無臭だったのに、乗ってきた方から加齢臭が立ち込めて降りるまでずっと鼻についていました」(50代/女性)
「1人でタクシーに乗ったときに、タクシー運転手の体臭であろう加齢臭を車内全体で感じた」(30代/女性)
「会社の社長の加齢臭がすごく、同じ室内にいると気持ち悪くなることもあります。社長は1日中コーヒーを飲んでいるのですが、コーヒーの匂いと加齢臭が混じって、酸っぱいような感じの独特の強烈な匂いがします」(30代/女性)
「満員電車、おじさんの酸っぱい感じの加齢臭がひどかったです」(30代/女性)
「電車で隣に座っている人の加齢臭が酷くて頭痛がした」(20代/女性)
3位:口臭
「友達と会話していたら口からニンニクの臭いがしてきつかった」(30代/女性)
「職場の同僚と一緒に力作業をしていたとき、その同僚の口から汚物のようなに臭いがして、かなり不快だった」(40代/女性)
「あまりの臭さにお漏らししたのかと思いましたが、しばらく会話している内に口臭だと気がつきました。強めの匂いだったので引きました」(40代/女性)
「若い女性スタッフと話したとき、口臭がひどくて思わず自分の口元に手をあててしまったことがありました」(50代/女性)
「仕事中に、お客さんの口臭がきつい人が何人かいてすごく話しにくかった」(30代/女性)
「彼氏の寝起きの口臭がやばかった」(30代/女性)
2位:タバコの臭い
「満員電車でタバコのニオイが気持ち悪くなります」(40代/女性)
「歩きタバコをする人のニオイが気になります。危ないし、外でも結構なニオイがするのでやめてほしいです」(50代/女性)
「タバコの臭い。居酒屋の隣の席で吸われて、まるで自分が煙草を吸ってるんじゃないかと思うくらい強くて、辛かった。しかも自分の服に臭いがしみついて、解散後も臭うので本当に不快でした」(30代/女性)
「職場にヘビースモーカーな上司がいて、めちゃくちゃタバコ臭くて、いつも頭が痛かった」(30代/女性)
「まだマスクが浸透していなかったときに、ファミレスで配膳をしてくれたオジサン。歯はヤニだらけで口を開けたらタバコの匂いがするし、『あ、この人いまタバコ吸って来たでしょ』と非喫煙者の自分でもわかるレベルで「タバコ臭かった。飲食店なんだからもう少し臭いを気にしろと思った。周りも何も言わないのか不思議すぎる」(20代/女性)
「タバコの臭い、とくにベビースモーカーの方の臭いがきつい。その場で吸っていなくても、臭いがしみついているので、近くで呼吸をしているだけで臭いがきつかったです」(30代/女性)
「タバコの臭いが苦手なため、服についた臭いでも隣に立たれるだけで気分が悪くなる」(50代/女性)
1位:汗の臭い
「職場の男性が汗かきで拭かずにそのまま放置するため、その人の体臭も加わり、頭が痛くなるほどの臭いになる」(50代/女性)
「スーパーで明らかに何日もお風呂に入っていない感じの匂いの男性がいた。すれ違っただけで匂いがした」(50代/女性)
「仕事で汗をかくのはわかるが、毎日ツンとする匂いの方がいて不快」(30代/女性)
「家族の付き添いで救急病院にいたとき、高校生の運動部員がけがをして運ばれてきた際は、ものすごい汗の臭いが充満していてびっくりしました」(40代/女性)
「ときどき体臭が生理的に受けつけないレベルで合わない人がいる。宅配便の地区担当だった人で一人そういう方がいて、本人は清潔感があるのにどうしても汗の臭いがダメで、色々と理由をつけて全部置き配にしてもらった」(30代/女性)
「エレベーターの密集したなかで、夏場だったのでみんな汗をかいていて、香水の匂いとも混ざり合って不快だった」(30代/女性)
「夏場は特にですが、ストレス臭と暑さで混ざった汗の臭いが電車に充満している」(20代/女性)
「リュックに汗が染み込んでいる男性がいて、動くたびに臭うのが強烈だった」(40代/女性)
どうやってニオイ対策してる?
口臭対策は?
「とにかく白湯をこまめに飲んでいます。ジュースなどの身体に悪い飲み物ではなく、味噌汁や紅茶やお茶の温かいもので水分摂取をしています。2時間に1回は200mlの水分を摂取しています」(40代/女性)
「香水、柔軟剤は使わない。口臭対策として会議のときは事前に臭いのするものを食べない。ミントタブレットをなめる」(40代/女性)
「毎食後歯磨き。洗えない場所の場合は、ガムを噛んでいます。これだけでも口臭対策ができます」(50代/女性)
「私も口臭がコンプレックスなので、ガムを噛んだり、毎日マウスウォッシュを使っています」(30代/女性)
「汗をかいたらこまめに拭き取る。デンタルフロスを使う」(30代/女性)
「口臭対策として、プロポリンスを毎朝使用しています」(20代/女性)
「昼食後には、強いミントのマウスウォッシュを使ってうがいをしている」(40代/女性)
「常温の水を時々飲んで喉を潤します。喉が渇きやすいものジュースなどは飲まないようにしています」(50代/女性)
汗の臭い対策は?
「毎日お風呂に入るのはもちろんですが、デオドラントスプレーを使い、日中はシートで汗をふいています」(40代/女性)
「デオドラントや汗ふきシートを常備」(20代/女性)
「あまり匂いの強くない香水をいつもつけています。夏場は汗拭きシートで汗臭さの対策をしています」(30代/女性)
「毎日、朝晩スティック状の制汗剤を使っている」(30代/女性)
「臭いが苦手なので、化粧品等は臭いのないものを使っています」(40代/女性)
「汗をかいたときはすぐに拭き、洋服は毎日洗濯してます」(30代/女性)
「汗をかいたら匂いの自覚がなくてもシートで脇をメインに拭き取る」(30代/女性)
「毎朝CLINIQUEのデオドラントを使用し、汗をかいたらすぐに拭いています。夏場はGATSBYの無香料の制汗シートを使用します」(30代/女性)
そのほかの対策は?
「定期的にオキシクリーンで服を浸け置きする」(20代/女性)
「生理のときが気になるので、たまにトイレでウェットティッシュで拭く」(40代/女性)
「身近な家族などに、臭いを感じたら伝えてもらうようお願いしてある」(30代/女性)
周囲の人を不快にさせないよう、みなさんさまざまなニオイ対策をしているようです。気持ち悪くなったり、頭が痛くなったり…体調を崩してしまう原因にもなる「ニオイ」は、デリケートで指摘しづらいことも多いです。自覚がなくても、できる対策をしていきましょう!
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