マッチングアプリやSNSなど、新しい出会い方もスタンダードになってきた昨今。
いまパートナーがいる方々は、実際どのような出会い方をしたのか気になりませんか?
そこで今回は、株式会社LeoSophiaが10~40代の男女500人を対象に実施した恋愛状況に関する調査の結果をご紹介します!
いまの恋人と出会ったときは何歳だった?
500名を対象に行ったアンケートでは、30%にあたる152人が20~25歳の時期に現在の恋人と出会ったと回答しました。
次に多いのは、「25~30歳」(141人)です。社会的にも新しい環境に移り、安定した生活基盤が築かれ始め、人との交流が活発化するこの年代は、恋愛が始まりやすい年齢と言えるでしょう。
一方、10代で出会ったと回答した人も17%にのぼり、早い段階で恋人を見つけるケースや学生時代の関係が長く続くケースも少なくないことがわかりますね。
30代以降になると出会いの機会が減少し、恋愛に対するプレッシャーも強まる可能性も…。こうした出会いの年齢による差異は、ライフステージや職場・交友関係が影響していると考えられます。
いまの恋人とはどこで出会った?
恋人との出会いの場について尋ねたところ、「職場」での出会いが最多の108人を占め、社会人生活のなかでの自然な接点が恋愛に発展しやすい傾向が明らかになりました。
次に多かったのは「マッチングアプリ」(76人)で、デジタルツールを活用した出会いのスタイルが浸透している様子が伺えます。
特に近年はスマートフォンが当たり前のように普及し、ライフスタイルの変化により、対面での出会いの機会が減少している背景があると考えられます。
「マッチングアプリ」や「SNS・インターネット」などのツールは、忙しい日々を送る現代人にとって、効率的かつ利便性の高い出会いの場と言えるでしょう。
一方、「友人・知人の紹介」(69人)や「学校」(59人)も多く、従来からある知人の紹介や教育機関での出会いも一定の重要性を持っています。
そのほか、飲み会やサークル活動、アルバイト先なども、出会いのきっかけとして機能していることが見受けられました。
調査結果から、「職場」や「学校」での出会いは、日常的な接点が多いため信頼関係を築きやすく恋愛に発展しやすい一方、「マッチングアプリ」や「SNS」は現代における効率的な出会いの手段として定着していることがわかります。
出会ってから交際に発展するまでどれくらいかかった?
恋人と出会ってから交際が始まるまでの期間について調査した結果、「1カ月以内」が142人と最多でしたが、僅差で「3カ月以内」(141人)も多く、多くのカップルが出会いから数カ月以内に交際に発展しています。
また、「1週間以内」に交際が始まったケースも27人と一定数いる一方で、3カ月以上かけてじっくり関係を築いたうえで交際に至るケースも190人と多く、出会いから交際までの期間はカップルごとにさまざまでした。
交際をスタートさせる前にお互いの価値観や性格を確かめ、信頼関係を築く時間を持ちたいと考える人が多いと考えられます。
特にマッチングアプリやSNSでの出会いが定着しつつある近年において、「失敗を避けたい」という慎重な恋愛観が強まっていることも、交際開始までに時間をかける人が多いと言えるでしょう。
次に、交際に至るまでの期間を、出会い方別に整理しました。
マッチングアプリとSNSの出会いを比較すると、同じインターネット上での出会いにもかかわらず、交際に発展するまでの期間には大きな違いが見られます。
調査結果によると、マッチングアプリを通じて出会ったカップルの半数以上が「1カ月以内」(33人)で交際に至っており、短期間で関係が進展する傾向です。これは、マッチングアプリを利用するユーザーの多くが『恋人探し』を目的としており、恋愛を積極的に求めていることがわかります。
一方、SNSやインターネットで出会った場合は「3カ月以内」(15人)や「6カ月以内」(4人)と、より長い時間をかけて交際に発展するケースが多く、6割以上もの人が交際発展までに3カ月以上かかっています。
SNSの出会いは、当初から恋愛目的でつながるわけではなく、趣味や共通の話題を通じて関係が深まるため、恋人関係に至るまでに時間がかかると考えられます。
職場や学校といった恋人との出会いを目的としていない場所では、交際までにかかる期間はさらに長く、6カ月以上を要するケースが大半を占めています。
これは、職場や学校での関係がまず仕事や学業を通じた関係から始まるためです。
こうした場では、もともと恋愛対象を探す目的がなく、むしろ業務や学業といった別の目標に集中しているため、交際に発展するためには自然な交流を重ねながら信頼関係を築いていく時間が必要と言えます。
また、職場での恋愛は周囲の目や職場環境への配慮から、より慎重に進める傾向が強いため、交際までに長期的な期間を要するケースが多いと言えるでしょう。
そのため調査結果からは、出会いの場の「目的」が、交際までの期間に大きく影響していることがわかります。
「効率性」や「手軽さ」が重要視されている
今回の調査結果から、現代における恋人との出会いの場や交際開始までの期間に関する重要な知見が得られました。
まず、出会いの年齢としては20〜25歳が最も多く、社会人として新たな環境で多くの人と関わるタイミングが恋愛に発展しやすいことがわかります。
出会いの場においても「職場」が最も多く、日常的に接点が多く信頼関係を築きやすい場所で出会いやすいことが明らかになりました。
近年のデジタルツールの普及により「マッチングアプリ」や「SNS」も効率的な出会いの場として捉えられるようになり、約25%近くもの人がインターネット上で出会っているようです。
この結果から、生活地域や環境に捉われず、幅広い選択肢の中から性格や価値観などが合う理想の相手を見つける需要が高まっていることがわかります。
一方で婚活パーティーや結婚相談所など、専門性が高くお金がかかりそうなイメージある場所での出会いは減少傾向にあり、近年は「効率性」や「手軽さ」が重要視されていました。
- 引用:株式会社LeoSophia (https://leosophia.co.jp)
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