我が子の出産の前に、きちんと準備はしておきたいところです。
でも初めての出産となると、実際何が必要で何が不要なのかがわかりません…。
そこで、株式会社エミリスが育児経験がある215人のパパ・ママを対象に行ったアンケート調査をもとに、「育児中に活躍したアイテム&なくてよかったアイテム」をご紹介。
「これはいるでしょ」と思っていた定番アイテムも、実際の声を聞いてみると、用意しなくてもよいアイテムが見つかるかもしれません。
育児中に手放せなかったアイテム1位は「ベビーカー」

image by:株式会社エミリス
育児は新米パパ・ママにとって初めての挑戦であり、その中で困ることの一つは「何をそろえるべきか?」という問題です。
赤ちゃんを迎える準備は楽しくもありますが、同時に「どんなアイテムが本当に役立つのか?」という疑問も浮かぶものです。
それでは「育児中に活躍したアイテム」をランキング形式で見ていきましょう。
5位 赤ちゃんの様子を離れて見守る「ベビーモニター」
第5位に選ばれた「ベビーモニター」は、赤ちゃんの寝かしつけ後に、パパ・ママが他の家事をしながらも赤ちゃんの様子を確認できるアイテムです。
寝室で赤ちゃんが寝ている間、他の部屋にいてもモニター越しに赤ちゃんの状態がわかるため、家事をしながらでも安心です。
「トイレやお風呂のときも赤ちゃんを離れた場所で見守ることができ、泣いたらすぐに駆けつけられる」という点が評価され、特にワンオペ育児をしているママにとっては心強いアイテムとなっています。
<回答者の実際の声>
「寝室で子どもを寝かしつけた後、自分の時間や残った家事をする時に、離れた場所でも子どもの様子を見ながら過ごせるため。泣いたらすぐに駆けつけることもできる」(20代 女性)
「寝室で寝ている子の様子を確認しながら庭での作業ができたりと、子守しながらできることに場所の制約がなくなった」(30代 女性)
「子どもが寝た後、見ながら自分の時間が持てるから」(30代 女性)
「子どもが寝ている間のトイレやお風呂掃除など、ワンオペの際は部屋を離れることもあります。モニターを手元にもって来られるので、異変があればすぐに駆けつけることができます」(20代 女性)
4位 赤ちゃんの安全を守る「ベビーフェンス」

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第4位にランクインした「ベビーフェンス」は、特に赤ちゃんが歩き始めたころに活躍するアイテムです。
キッチンや階段などの危険な場所を遮断するために使われることが多いです。
これにより、ちょっと目を離した隙に赤ちゃんが危険な場所に行ってしまうことを防ぐことができ、パパ・ママの安心感を大いに高めます。
「掃除をしているときや短時間外出する際に、赤ちゃんの安全を確保するために役立つ」という意見が多く、赤ちゃんが動き回るようになった時期に重宝されるアイテムです。
<回答者の実際の声>
「キッチンへ移動する動線にベビーフェンスを置いている。おかげで火や包丁などの危ないものを子どもがさわることはない」(40代 女性)
「ゴミ捨てなど短時間の外出や、掃除中などどうしても子どもから目を離さないといけない瞬間に動き回り、言うことを聞かない1歳の子どもの安全確保のために役立った」(30代 女性)
「あちこち興味があって歩き回るので多少は行動を制限するのに活躍しました」(40代 男性)
「リビングが2階だったので、入口を塞ぐのに、大変に役立ちました」(50代以上 男性)
「なくてはならないアイテム。子どもが危険な場所に行かないようにするため」(40代 女性)
3位 寝かしつけやお昼寝に最適「バウンサー」
第3位に選ばれた「バウンサー」は、赤ちゃんが寝かしつけやお昼寝をする際に非常に役立つアイテムです。
特に、赤ちゃんの寝かしつけに困るという親の悩みを解決してくれる存在です。
バウンサーは赤ちゃんをゆらゆらと揺らすことで、お昼寝を促し、泣いている赤ちゃんを落ち着かせることができます。
「寝かせておけば赤ちゃんが自分で寝てくれる」「家事をしている間に赤ちゃんが静かに過ごしてくれる」という点が評価され、多くの家庭で愛用されています。
また、離乳食期にはイスとしても使えるため、赤ちゃんの成長に合わせて長期間活用できる点も魅力です。
<回答者の実際の声>
「抱っこしなくてもよく、赤ちゃんの寝かせに大いに役立ったから」(30代 女性)
「寝返りするまでの間はずっと、日中の居場所として使ってました。ゆらゆらしてあやしたり、昼寝もしたり。離乳食期からはイスとしても活躍。食べこぼししてもカバーを外して洗濯できてよかったです」(40代 女性)
「動かしていると泣かずにおとなしくしてくれたことが多かった。私が眠い時、半分眠りながら無意識に手だけでバウンサーを動かしていたことがあったが、泣かずにいてくれたので助かった」(30代 女性)
「寝かせておけば、抱っこせずとも一人で寝てくれるので、寝かしつけに困ったことがないから」(30代 女性)
2位 両手が自由になる便利さ「抱っこ紐・おんぶ紐」
育児中に活躍したアイテム第2位は「抱っこ紐・おんぶ紐」です。
赤ちゃんがまだ小さい時期、特に「抱っこが好き」な赤ちゃんには、このアイテムが非常に重宝します。
抱っこ紐を使うことで、パパ・ママの両手が自由になり、家事や買い物をしながら赤ちゃんをあやすことができるのです。
特に、「家事をしながら赤ちゃんを抱っこできる」「上の子をベビーカーに乗せて下の子を抱っこできる」など、育児と日常生活を両立させるために必要不可欠なアイテムとして支持されています。
家の中でも抱っこ紐を使って家事をこなすということが可能になるため、育児と家事の負担を分けてこなすことができるのです。
<回答者の実際の声>
「抱っこが好きな赤ちゃんでベビーカーがあまり好きではなかったので、使用頻度がとても高かったです」(30代 女性)
「機嫌が悪く、あやしながら家事をしたい時に重宝しました。料理や掃除、洗濯など、抱っこ紐をしながらしていました」(40代 女性)
「買い物や寝かしつけなど両手が開くので助かった」(20代 女性)
「ベビーカーを持ち歩いていてもぐずられれば抱っこ紐で抱っこをしたり、上の子をベビーカーに乗せて下の子を抱っこしたり、室内でも洗濯を干すときなどに使用したりと、とにかく便利だった」(30代 女性)
「とにかく抱っこ抱っこな赤ちゃん期だったので、なくてはならない物だった」(30代 女性)
1位 お出かけの必須アイテム「ベビーカー」

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育児中に最も活躍したアイテム第1位に輝いたのは「ベビーカー」です。ベビーカーは、外出時に欠かせないアイテムとして、多くのパパ・ママから絶大な支持を受けています。
特に、長時間抱っこをしていると体が疲れてしまいますが、ベビーカーを使うことで移動中も赤ちゃんが快適に過ごせ、パパ・ママの負担も大きく軽減されます。
また、赤ちゃんがぐっすり寝てくれるという点も、親にとっては大きな利点です。
「ベビーカーを使って公園や買い物へ行く範囲が広がった」という声もあり、これが家族での外出をより楽しく、便利にしていることがわかります。
荷物を運ぶこともできるため、赤ちゃんを連れての外出時には非常に助かるアイテムです。
<回答者の実際の声>
「お出かけの際に、抱っこ紐をずっとつけていると体がかなり痛くなるので、我が家ではベビーカーはとても活躍しています。子どもが眠たい時もベビーカーに乗ったまま寝られるので寝る場所にも助かります」(20代 女性)
「子どもが3歳頃まで使いましたが、移動の際には大活躍でした。子どもが乗らない時は荷物をつけて運んだりしてました」(40代 女性)
「外出した際に歩けるようになるとすぐにちょろちょろしていなくなるかと思いきや、少し歩くとすぐに疲れたと言い出したりするので、その時には必ず使用していた」(30代 女性)
「主人は車を運転しますが、自分は運転しないのでベビーカーが大活躍でした。少し離れた公園や買い物などもベビーカーで行くことができ、お出かけの範囲が広がりました」(40代 女性)
「落ち着きのない子でしかも体重が平均よりも重めだったので、とても抱っこができませんでした。そんな時にベビーカーに載せたら、大人しくしてくれたので、ベビーカーでどこへでも連れて行きました」(40代 女性)