このはなさくやです。
今回の記事はある読者さんからいただいたご質問への誌上回答をいたします。
読者からの質問
さくや先生こんにちは。いつもユニークで切れ味のよい記事を楽しみにしています。今日は質問があってお便りしました。
「受け取る」という言葉をよく耳にします。
- 豊かさを受け取る
- 愛情を受け取る
- インスピレーションを受け取る などなど
豊かさにしても、愛情にしても、インスピレーションにしても、私は受け取りベタだと思います。
受け取りベタをなおして、受け取り上手になるにはどうしたらいいでしょうか?(M江さん)
このはなさくやからの回答

image by:Shutterstock.com
M江さん、ご質問ありがとうございます。
M江さんのお悩みは、きっとほかのたくさんの方も同じように感じていらっしゃると思うので誌上回答させていただきますね。
受け取りベタをなおして受け取り上手になるということですが…これは特に魔法のような秘訣ってないんですよね。
めっちゃシンプルな原理原則だったりします。
本体私たちって、ちゃんと受け取れるようにもともと生まれついているみたいです。
本来受け取れるように生まれついているはずの私たちが受け取れないのはですね…ひとえに「手放し不足」から来るんですよね。
私たちが生まれてから大人になって今日まで生きてきた過程で、いろんなことを学び、身に着けます。
特に日本の教育は、詰め込み式のお受験教育ですよね?
なので、詰め込みすぎて、ストレージが容量不足になっているのかもしれません。
もう使わないデータがありすぎて、ストレージを圧迫している。新しいものを受け取るスペースがない。
そういうことが起きてしまっているんだと思います。
古いデータっていうのは、これまで当たり前だと思い込んできた常識、ルール、正しさ。
その中には、もう捨てちゃってもいいよ、っていうもの、実はたくさんあるんじゃないかと思うんですよね。
当たり前だと思っている常識、ルール、正しさって、それがもう古くて必要のないものだとはなかなか気づけないんですよね。
気づくきっかけは、誰かや何かにイラっとしたときです。
誰かや何かにイラっとするということは反応をするということですから、その誰かや何かが、あなたの常識やルール、正しさに抵触してしまっているんですよ。
「癇に障る」って言うでしょ?その癇に障るという感情が起きたときにすかさずつかまえて、「それって本当にそうすべきなのかな?」「本当にそうじゃなきゃダメなのかな?」こんなふうに問いを投げかけるとよいと思います。
問いを投げて、放っておくんです。アタマで答えをひねり出そうとしない。アタマはすぐに納得してスッキリしたがりますがね。
放っておくっていうのは、言い換えると、「つけおき洗い」みたいなものだと思っとけばいいでしょう。
しみこんだガンコな汚れは、つけおき洗いが一番。しばらく放っておくと、汚れが勝手に浮かび上がってきます。それとおんなじ要領です。
そして、ひとつ手放せると、数珠つなぎのように次から次へと手放せるようになります。おもしろいよ~。
そうこうしているうちに、M江さんの中に、スペースができてきます。
そしてその空いたスペースに、新しいインスピレーションがやってきますよ。
【結論】
受け取れないと思ったら、「手放し不足」を疑ってみよう。
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- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。


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