恋がしたくなる季節は「冬」が人気
「最も“恋愛”がしたくなる季節」は、男女で違う結果に。女性はクリスマスやバレンタインデーといった、ロマンチックな「冬」に人気が集中。イベントを恋人と一緒に過ごしたいと思う人が多いようです。
一方で、男性はお祭りや海など、アクティブな「夏」のイベントを恋人と一緒に楽しみたいと思っている人が多い傾向。
女性はうっとりしてしまうようなデート、男性は「楽しい!」と活動的になれるデートに青春を感じているようですね。
「告白した/された場所」という質問では、No.1は「下校途中」で、全体の36.6%となりました。少女マンガでおなじみの「校舎・体育館裏」での告白体験も21.9%に。
学校の中での出来事というのが、ドキドキする気持ちを更に盛り上げて「青春」を感じられたのかもしれません。
年代別で見ると、30~40代は1位「下校途中」、2位「校舎・体育館裏」、3位「教室」と、上位3位が同じ結果となりましたが、20代では1位「下校途中」、2位「電話・メールなど 」、3位「校舎・体育館裏」に。携帯電話やスマートフォンの普及の影響もあり、若い世代では直接顔を合わせない告白体験が増えているようです。
最も“青春”を感じるマンガについて、「部活マンガ」「恋愛マンガ」のどちらにおいてもランキング上位に選出された『タッチ』(あだち充/小学館)が「最も“青春”を感じるマンガ」総合No.1となりました。
『タッチ』は、高校野球と恋愛をテーマにした物語。努力という言葉に縁のない兄・上杉達也と、何事にも一生懸命努力する弟・上杉和也という双子の兄弟と、隣の喫茶店「南風」の一人娘で2人の幼馴染・浅倉南の「青春」が描かれています。
1980年代に「週刊少年サンデー」に連載され、人気を博しました。2019年現在は『タッチ』の26年後の世界を描いた『MIX』が、「ゲッサン」(小学館)にて連載中です。
また「部活マンガ」のみのランキングでは『スラムダンク』、「恋愛マンガ」では『君に届け』がそれぞれ1位となりました。どちらもTVアニメ化されるなど、圧倒的な人気を誇る名作です。
「最も“青春”を感じる部活マンガ」では、『スラムダンク』『ハイキュー』など、「青春=汗」を感じられる運動部がテーマの作品が多くラインクイン。
なかでも、『タッチ』は青春の「汗」から「恋愛」までフォローしており、総合No.1という結果にも納得できるもの。かつて青春を送っていた方も、今青春を送っている方にも読んでほしい名作ですね。
そのときはちょっぴり面倒に感じたりする出来事も、振り返ってみると青春の1ページとして刻まれていたりする多くの思い出たち。名作のマンガと共に、自身の青春時代を振り返ってみてはいかがでしょうか。