このような原因に心当たりがある方は、ミスをしたことに関連する「ほめ」も忘れないようにしながら、「ほめ日記」を継続してください(これがベースです)。
また日ごろから自分のマイナス感情を受け入れ、共感し、その後切り替えるという習慣をつけていってくださいね。繰り返すうちに自然にできるようになりますよ。
もし焦っている自分に気がついたら──
深い呼吸(できれば腹式で)をして、心臓に手を当てながら「落ち着く」「安心」「ゆっくり」という言葉を中心に、自分に優しく声掛けをしてあげてください。
例えば、
- 「落ち着こうね、だいじょうぶよ」
- 「ゆっくりでいいの。安心して、落ち着いて」
- 「私の心臓は落ち着いているね。安心してやろうね」
など…
ミスをしたときは、「ミスの内容」をいつまでも頭の中で反芻せず、すぐに次にやるべきことに頭を切り替え、善処してください。
ミスの内容をいつまでも頭の中に入れておくと、同じミスを繰り返します。多くの人はコレをやっていますので、ご注意を…!
ミスをしたことに対する「ほめ」って何?
最後に、ミスをしてしまったときの「ほめ」をいくつかご紹介しますね。
- 素直にミスを認めて謝った、えらい!
- すぐに落ち着いてやり直すことが出来た。能力はあるんだよ!
- マイナス感情を切り替えて、次にやることをイメージできたね。
- この調子だよ。もう大丈夫。
- ミスの原因を突き止めた!冷静になれた私、見込みあるよ。
自分を前向きな気持ちに持っていくように、ほめながら自分をリードすると、単純ミスは繰り返さなくなります。
しかし人間である以上、失敗もすればドジもヘマもします。
完全な人はいません。
日頃から「ほめ日記」を書いて自己尊重感を育てていくと、どんな自分も受け入れられるようになり、生きやすくなりますよ。
「自分はおかしいのか」などと思わず、希望をもって「ほめ日記」をお続けくださいね。必ずいい結果が出ますヨ。
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