「仕事のミスで必要以上に落ち込むようになった」「最近グチが増えた気する」「なんとなく会社に行きたくない」
誰だって、気分が落ち込むシーンはさまざまあります。こういったとき、「自分に原因があるはず」と考えてしまう方も多いかもしれません。
しかし、そのネガティブな感情が引き起こされる原因が、まったくもってあなたのせいじゃないとしたら…?
今回、by them編集部が2019年11月19日に開催されたイベント、スピリチュアル・カウンセラーの並木良和さん登壇の「目醒めへのパスポート」に参加してきました。
人生の見方が180度変わるような並木さんの言葉の数々を、編集部の体験レポートとしてご紹介します。
- 並木良和(なみき・よしかず)
- 世界中に約8,000人のクライアントを抱える希代のスピリチュアル・カウンセラー。
- まぐまぐメールマガジン:スピリチュアル・カウンセラー並木良和の「目醒めへのパスポート」
まずは並木良和さんのご登場
イベント当日。広い会場には、並木さんのファンがその登場をいまかいまかと待ち構えています。イベント予定内容は以下の通り。
- 統合のワークショップ(1時間)
- トークショー(1時間)
- 並木さんへの質疑応答(休憩後45分)
ワークショップの開始は午後6時30分予定でしたが、少し遅れてのスタートとなりました。
並木良和さん(以下、並木):みなさん、こんばんは!並木良和です。
たとえば、僕たちが何かをやろうとしますよね?きょうだったら、午後6時30分に会場に入るということ。
みなさんは午後6時30分に会場に入ってワークを始める予定だった。でも、やろうと思ってたんだけど、やれなかった。
その周波数は、地球の周波数なんですね。
並木:たとえば、僕が何かをやろうとしています。そして、やれなかったとします。
これも自分ができないという地球の周波数を使っていたからなんだと、それで僕は喜びます。
みなさんは”目を醒ます”ために、こうやってネガティブな周波数をひとつひとつ外していきます。
それで、ひとつひとつ目が醒めていきます。
だからこそ、自分がやりたいと思っていたのにやれなかったことを見つけたら、「最高」と思ってください。
そして、それを外していきます。
こうやって、ひとりひとりが自分の現実のひとつひとつを使って目を醒ましていくっていうことができるようになったときに、この地球は平和を取り戻します。
なぜなら、自分が何かできなかったことがあったときに、「これは誰かのせいだ」と考えて争いが起きるようなことがなくなるから。
なおかつ、”できない”という周波数を手放していくので、あなたのなかで”できない”という感覚がなくなっていくんですね。
こういうネガティブな周波数のひとつひとつが、すごいチャンスの扉。
ぜひ、みなさんにはきょうのワークショップを終えて、すべての現実を使って”目を醒ます”というスタンスに立っていただければと思います。
「統合」のワークショップがスタート
並木:それでは本日のワークの概要に移りますね。”統合”に関してはずっと話をし続けてきて、これからもずっとし続けるのですが、最近話題になってきています。
きょうのワークで外していかなければならないものは、ふたつ。
ひとつめは「非難(批判)」です。実はこの「非難(批判)」は”統合”を進めていくと、一時的にすごく強くなってしまうもの。
これは自我やエゴの働きで、統合を進めていく上で、自分の持つ感覚がどんどん自分に一致していきますが、その一致した感覚を表現しようとしますね。
“ハイヤーセルフ”と呼ばれる、本質と一致した表現であれば何の問題もないのですが、あなたの表現に自我やエゴが挟まってくると、自分が正しいということを証明したくなる。相手が間違えていると主張したくなる。
ですが、そもそもこの正しいだったり、間違っているといったスタンスが眠っている状態であるということを自覚してください。
そしてもうひとつ取り外さなければいけないものが、「一所懸命」という概念。
このなかで”統合”を進める上で楽しくなってきたという方はいらっしゃいますか?その方は、統合のスタンスに立てている方ですね。
統合を進めていく上で、「一所懸命」やっていく方っていうのは多くいらっしゃいます。ですが、一所懸命命やるという裏側には何があると思いますか?
その裏には一所懸命やって結果を出そうというベースがある。「努力をする」「頑張る」という行動を飛び越えて、結果というものが存在してしまう。
これはいわゆる眠りの状態。なので、”統合”を進めていく上で一所懸命に向き合ってしまうと、いつまで経っても目醒めには至らないのです。
きょうは一所懸命になっている自分に対して踵を返す機会にしていただければと思います。
大人になり、社会のなかで生きていく上で、当たり前のように存在する「非難(批判)」と「一所懸命」という概念。でも、これは本来の自分を取り戻す”統合”という行動のなかでは、必要のないものだそう。
並木さんのお話を聞いていくうちに「そっか、当たり前のもなんかひとつもないんだ」と、肩の力が徐々に抜けてくるような感覚になっていきます。