“統合”を続けると見えてくる世界
並木:“統合”を続けると、物事の捉え方や見え方がガラッと変わってきます。
みなさんのなかで”統合”を続けて、体が軽くなってきたなという感覚をお持ちの方はいらっしゃると思います。
では逆に最初は軽く感じていたのに、統合を続けていくなかでだんだんと重く感じてきたという方は?
(会場で複数名の方の手が挙がる)
並木:いいですね、こういうのワクワクするんです(笑)
それだけあなたは、”統合”を続けて目を醒ますポイントに近づいているということ。
重く感じることで、目を醒ますポイントから遠ざかってしまったと感じている方もいらっしゃると思いますが、実はそれは近づいている証拠なんです。
いまも軽く感じている方は、引き続き目を醒ますポイントに近づいていきますし、それはそれで人間として自然な状態なのでとてもいいことなんです。
ただ、重くなった時に私は退化しているんじゃないかと思わないでほしいんです。
これだけの重さがあるということは、それだけ近づいたということ、重み自体に気づけたということで、その重さを形にして手放すことで、あなたはそこから(目を醒ますポイントへ)急接近することになるんですね。
重さに気づくということは、ずっと持っていた地球の(負の)周波数に気づけたということ。
手放せることを知った時点で、すでに目醒めへの第一歩です。
目醒めのスタンスに立つべきかどうかわからなくなったときこそ、これからの話を思い出してください。
“目を醒ます”ということを知らない人だって目醒めていく
並木:あなたは、これから目を醒ましていきます。このタイミングで今回のイベントに来るということは、目を醒ます意識しかありません。
目を醒ますということを、知らない人もいますよね。この人たちだって、目醒めていくんです。ベースに愛と調和さえあれば。
これからは、愛と調和がベースの世界になっていき、どんどん争いがなくなっていく時代に突入します。
みなさんはこれからどんどん目を醒ますゲートを開けていきます。
そしてゲートを開ききった頃には、目を醒ます人と眠る人の間には乗り換えがきかないくらいの大きな差が広がっています。
お互いにまったく接点がなくなっている状態。そのときに、目を醒ますということを知らない人も、愛と調和がベースにあれば目を醒ましていきます。
きょうここにいるみなさん、目を醒ますということを知っているみなさんは、目を醒ました状態へ急速に進むことができます。
そのほかの人は現世ではないかもしれない、何度も転生を重ねるなかでゆっくりと眼を醒ますという道程を進みます。
でもあなたは、この人生でハイヤーセルフとして現世を闊歩するというコンセプトを持っている人です。
なので、このような人たちがどんどん増えていくと、元々はゆっくり目を醒ます流れに乗っていた人も、「自分も早く目を醒ましたい」と思うようになるかもしれない。
あなたは、そういう人たちのリフトになればいいんですね。
とにかくみなさんはゆっくり派の方々ではなく、急進派の方々。
もちろんこれも優劣ではなく、どちらを選んでもいいことなのですが、すでにあなたにとっての目的は目を醒ますことになっているので、ここに話を聴きにきているのです。
それでも「本当はそうじゃなかった」、「間違えちゃった、てへ」と離れていく人も当然います(笑)
本当は、深いところで眠りの人生を楽しみたいという人も多くいるのは事実。
1回起きてみたものの、2度寝したいと思う気持ちと同じ。そこに非難や批判は必要ないんですね。
そこで非難や批判をしてしまったら本末転倒。
とにかくあなたは人のことをああだこうだいってしまったら、いつまで経っても目を醒ますことはできませんよということです。
みなさんは、人のことをああだこうだいわなくなってきましたか?
人のことを悪くいうということは、それは相手の話をしているようで、実は自分自身のことを話しているのと同じこと。
目醒めるということに気づいた時点で、このようなことはきっとできなくなるはず。
これは眠りの状態だから仕方がないと。目を醒ましたいのであれば、そろそろ人を非難したりすることからは卒業しなければいけません。
このなかで、自分を否定しなくなったという人はいらっしゃいますか?
自分にも相手にも否定をしていたら、途端に成長を止めることになります。僕たちは眠っている状態でなければ、そもそも誰かを否定できません。
仮に”自分が宇宙だ”と気づいたら、誰かにその話をできますか?
並木:これは大切な話なのですが、あなたが自分自身につながってくると本当に宇宙空間から眺める景色が見えてくるようになります。
たとえば悲しいこと、苦しいこと、辛いことが起きたときに、どう思うか。
それぞれの出来事は自分に対して気づきを与えるために起きている事象なんだと考えるようになるんですね。
不謹慎、冷たいといったように感じられることもあるかもしれませんが、それは非難や批判にあたります。
しかし、あなたが目を醒まし続けると、非難や批判をする方々との差が歴然となっていくはず。
だからこそ、たとえば自分が辛い思いをしたくないから、誰かに批判されたくないからといって、眠りの位置まで下がって同調してしまうようなことはしてはいけないんですね。
これをするだけで全然変わってしまうんです。
「自分が宇宙だと気づいたと話せますか?」とみなさんにお話しした真意はまさにこの部分。
いつ誰に対しても自分らしくいてほしいということなんですね。
本当の自分を表現するということは、何より大切なこと。
たとえば、20年ほど前に今回のイベントのような話をすると、本当に誰も聴いてくれないんですね。途中で帰ってしまう人もいるくらいで。
そのときは僕自身もショックを受けていたんです。自分が否定されたような気持ちというか。
自分の中に否定という周波数がないと、否定されたということが自覚できません。
否定という感覚がなければ、誰かに否定されても、「あ、私のこと応援してくれてるー!」と思うことだってあります(笑)
ただ、みなさんは地球にある周波数をどんどん外していくことになるので、今まで出来ていた体験がどんどんできなくなっていくはずです。
だから、まだ眠っていたいという人がいても当然のこと。でも、みなさんは目醒めることを決意した方々、2度寝はしないでくださいね(笑)